No.AO-046
西冷水線 |
■むつ市・東通村 ■全線ダート ■接続→南冷水線・北川代沢線 ■南冷水線から北川代沢線とを結ぶ |
送電線沿いに明るく開けて陸奥湾も遠望できる走りやすい完抜けダート |
……こんな感じ…… ■南冷水線から分岐して高圧送電線沿いに延びる支線ダート。鉄塔管理道としての役割を担っているようで、そのため路面状態は探索時においては夏場ということもあって多少草むしていたが、それを考慮しても良好な部類に入るだろう。南冷水線から入線すると直線主体の平坦路が続くが、終盤は送電線コースから右手に外れて下り坂となって終点に至る。なお、維持管理上の理由から送電線のライン沿いには森が帯状に伐採されているが、ダートはその伐採地帯の端を延びているため、周囲は深い森に覆われているにもかかわらず視界が開けて雰囲気的にはとても明るい感じに。ゆえに場所によっては前方に陸奥湾を望める地点もあって、悪くはない1本である。 |
■県7号線から南冷水線に入ると右手に現れる1本目の支線がこの西冷水線。ライト○ップルなどの廉価な県別地図などではその道筋は記載されていないので、現地に立つまではその存在に全く気が付かなかったダート林道です。このような場所から分岐している林道とあっては、おそらくピストンだろうと想像されましたが、そこに入口があったのでとりあえず突入してみることに。 | |
■この西冷水線は分岐元である南冷水線上部を高圧送電線が横切る地点に入口があり、入線するとその送電線沿いにダートが延びていました。見るからに鉄塔管理道じみており、入口脇の藪に林道標がなかったらただの管理道くらいにしか見えない代物です。ということで入線後しばらくは送電線ラインに沿って伐採された森の空白地帯沿いに進むことになります。 | |
■基本的には送電線の張られたコース沿いにダートは延びていますが、たまにそこから少し外れて森の中を迂回することもあるようです。送電線ラインに沿って草木の切り払われた伐採地帯を一歩外れると、そこは右も左も分からない鬱蒼たる森が展開していました。ただし、この西冷水線は先述したように鉄塔管理道も兼ねているため、路面的には荒れなどは全く見られません。 | |
■送電線コースから外れても、しばらくすると再び元の伐採地帯に戻ります。鬱蒼たる森の中を走っていても前方には巨大な高圧線の鉄塔が見えているので、基本的にはそれに沿って進んでいることが分かり、またこの先にも障害となるような荒れや路面寸断などは無いであろうとの想像が容易につきました。なにせ事実上は林道というよりも鉄塔管理道なのですから。 | |
■入線してからここまで送電線の左手側に沿って進んできましたが、ここにて送電線直下を横切り右手側にコースが移動。ちょうど送電線ラインに沿って切り開かれている森の伐採地帯を斜めに横断中で、すぐ前方には伐採地帯の右端に当たる森の樹木の壁が見えています。
→左手(陸奥湾側)を眺める! →右手(太平洋側)を眺める! |
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■送電線直下を横断し終わり、只今送電線の右手に沿って前進中。一体どこまで送電線に寄り添っていくのか気になりますが、それはさらに前進してみないと分かりません。ま、路面には荒れもなさそうで走りやすいからどこまで続いていても構わないですけど。 | |
■さらにしばらく前進すると、やがてこのように前方が大きく開けてきました。画像では蒼色が出ていないので分かり難いですが、遠方の鉄塔の先には陸奥湾の海が見えています。海まで視界を遮るものがないため、とにかくここは西冷水線で最高のビューポイントになっているようでした。ここは眺めのよい場所ですよ!
→陸奥湾を遠望する! |
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■その後、前方に陸奥湾を眺めつつ気分良く下りがかったダート進むと、この地点においてダートは右急カーブしていました。どうやらここからは今まで併走してきた送電線ラインから外れて右手の森の中へと進んで行くようです。 | |
■すると路面は徐々に草むしてきてワダチも雑草に覆われがちに。送電線と併走していた区間ではそのようなこともなかったのに、そこを過ぎたらもう用なしで草ボーボーというわけですか。分かりやすいダートだなぁ…。 | |
■うむ。だいぶイイ感じでダートも草むしてきたようですよ。部分的には路面は完全に雑草に覆われていましたが、この程度であるためさほど問題はなさそうです。どうやら電力会社の巡回車もここまでは入ってこないようですね。 | |
■そしてしばらく草むしたダートを進むとたどり着いたのがこんな感じの終点でした。前方に北川代沢線のダートが左右に延びており、そこに突き当たってT字路になっています。付近を見回すといい感じにくたびれた西冷水線の林道標がポツンと立っているのみで、他にはなにもありません。ここを右折すれば北川代沢線経由で県7号線に抜けられますが、 ちなみに北川代沢線の林道標は県道口にのみ存在。よって西冷水線を通って初めてやって来ると林道名も分からず、また、左右のどちらに進めばよいのか迷ってしまうことでしょう。なにせ、この付近の林道群は複雑に接続しあって一大ネットワークを形成しているのでね。というわけで西冷水線の探索はここまでです。
→探索終了! →北川代沢線に突入! →引き返して南冷水線に向かう! →T字路の左手を眺める! →T字路の右手を眺める! →今来た方向を振り返る! |