多々石線

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■「一体どこまでこの藪は続くんだろう…」藪区間がこうも続くといい加減うんざりですが、仕方ありません。途中には落ち着いて一服できる場所など無いし…。それにしてもホント、藪まみれのここは夏場は地獄でしょうね。
■「あ〜あ、またか…」クマザサやススキだけの藪ならまだしも、そこに灌木の小枝が混じると、そのたびに手で除けたり屈み込まなくてはいけないので、とてもうっとおしいです。ま、荒れ林道の宿命ではありますが。
■何だかんだといいながら転倒もせずにここまで無事にやって来られましたが、この地点にてあわや転倒の危機が! 藪ダートを前進していると、クレバスの発生しているこの地点に差しかかり、慌てて右手に寄ったところ、勢いが良すぎたのか藪の壁に弾かれてしまいました。結果、リアがクレバスの溝にて半ばズリ落ち状態となり、慌ててブレーキをかけたところ停車することはできましたが、今度はそのまま身動き取れずにバランスを崩してXRが左に傾いて転倒寸前に…。「もうダメだ!」と思った瞬間、無意識で右手の藪の小枝を掴んだのが功を奏したようで、なんとか態勢を回復することができました。もしも溝に向かって転倒していたらXRの下敷きとなり、相当なダメージを負っていたことだと思います。まったく林道では何が起きるか分かりませんね。
■あわや転倒の危機でまた冷や汗をかき、ウェアはもちろん、メットの中も汗でぐしょぐしょ。髪の毛は風呂あがり状態でびしょ濡れです。「これは早いとこ水分補給をしなければ…」と咽の渇きがピークに達した頃、ようやく前方に開けた空間が!
■おお、ようやく藪区間の終了です! この先は新道開設工事区間となっているらしく、荒れダートはここで終了、 これより先は工事区間に接続していました。本来、多々石線ダートはR289号線まで途切れることなく続いていたはずですが、現在は新道開設工事によってその距離が短縮されてしまっています。それはそれで残念でしたが、ようやく荒れ区間を脱出できたのでほっと一息です。ちなみに、この坂の途中左手には多々石線旧道が延びていますが、ここからは入ることができません。
→旧道を眺める!
■荒れ区間終了地点の急坂を登るとこんな感じで新道開設工事区間に接続していました。どうやらここが工事区間の先端で、新道はご覧の通りここで途切れています。今後、工事がどのように進捗していくのかは分かりませんが、将来的にはこの多々石線荒れダートへの入口はガードレールか何かで塞がれてしまうのでしょうか?
→ここらで一服!
→周囲を調べる!
→今来た道を振り返る!
■荒れダート区間を抜け出すと、ここからは新道開設工事区間を進みます。ここから先には荒れ区間はもうなく、事実上はここが多々石線の終点になっていますが、ついでなのでとりあえず国道に突き当たる所まで紹介しておきます。
→周囲を眺める!
■道幅2車線はあるかと思われる幅広な新道工事区間を下って進みます。前方の右手路肩の斜面の下には多々石線旧道らしき道筋も見えていました。
→旧道を眺める!
■新道をさらに下って進むと、左手に多々石線旧道へのまともな入口がありました。ここから先は旧道区間を通ってもR289号線へと抜けられる(国道沿いにそれらしき入口あり)と思いますが、 探索時にはしんどくなって道なりの新道方面に進んでしまいました。 でも、ここは本来ならば直進すべき地点でしょう。
■旧道への分岐を過ぎると長いストレートがありました。ここは一見すると砂利がきれいに均されて快適ダートのようにも見えますが、砂利がとても深くてズルズル状態になっています。多々石線の荒れ区間を抜けたことで気が緩み、アクセルを開きすぎるとリアを取られて転倒する危険性が意外と大きいので侮れません。なお、この地点では先ほど分岐した旧道区間のガードレールが左手斜面に見えています。
■ストレート区間を抜けてさらに下って進みます。ここ、道は新たに開設したものの、舗装するつもりはあるのでしょうか? 路面の地肌に暑く敷かれた砂利が所々ですっかり洗い流されてしまい、巨大な段差やクレバスが発生していました。工事中とはいえ、どこかその半ばで放置されたような雰囲気が漂っています。
■その後しばらくズルズルな砂利ダートをたどって下ると、前方に2車線舗装路とのT字路に突き当たりました。前方を横切っているのはR289号線で、これでようやく終点へとたどり着きました。所要時間はしめて2時間56分37秒…。 やはり時間のかけすぎですが、通常であれば、余裕をみてもこの半分としておけばおそらく十分でしょう。ここを右折するとR401号線只見、桧枝岐方面に、左折すればR121号線田島方面です。これにて多々石線の探索は終了となりますが、荒れダート前後の工事区間はともかくとして、完走後の充実感だけは抜群な1本です。
→探索終了!
→終点を振り返る!
→?!