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塙町北部を流れる赤坂川伝いに、全線舗装の鍬木田一本木II林道を塙町東河内「荒屋」から「一本木」方向に進んでいくと、やがて右折分岐で現れる梅ヶ久保林道の入口にやってきました。といってもビジュアル的には林道入口には見えておらず、通りがかってもまず気に留めることもないただの曲がり角にしか見えていませんが、実はそれでいながら路肩には朽ちかけた木杭タイプの林道標が密かに存在しています。
→ 林道標を眺める!
→ 地図で確認する!
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鍬木田一本木II林道から右折分岐している梅ヶ久保林道の様子。傍の林道標によって「ここは林道である!」と分かりましたが、でも探索時にはこの時点では林道名は未判明であり、見た目的には山間部の畑に向かう農道程度にしか見えていなかったぜぇ。
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梅ヶ久保林道という林道名は未判明でしたが、「ここは林道である!」と判明したのでそのまま進んでいくと、路面がすぐにアスファルトからコンクリ打ちっ放しの簡易舗装に変化。道すがらに見られた僅かな畑もやがて枯れススキまみれの荒地になっていきます。
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土場だ! そのまま荒地に突っ込んで行き止まりになりそうな雰囲気を感じつつ梅ヶ久保林道を進んでいきますが、その先で繁茂する枯れススキが刈り払われた土場が出現! 伐採されて搬出を待つ新鮮な丸太がごろんごろんと置かれていました。そして嬉しいことに土場地点から路面はダート化してさらに続いているのも確認!
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土場の木材の傍には木材を引っ掴むハーベスタも留め置かれていましたが、梅ヶ久保林道は今まさに木材搬出作業真っ盛りの林道だったみたい。ダートには働く林業機械たちのキャタピラ跡が激しく刻み付けられていましたが、しかし、さすがに大晦日前日の12月30日ともなれば一切の作業はお休みです。おかげで現場は無人で誰もいなかったですよ〜。
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や、やられた! 現場がお休みであったのをこれ幸いとしてダートを一騎駆けに突き進み、梅ヶ久保林道末端地点まで間髪入れずに攻め込むつもりでしたが、なんと、行手を塞ぐ形でフォワーダが留め置かれているのに遭遇! 物理的には脇をす◯抜ければなんてことのない状況でしたが、今回はここで撤退。その先はこれまで以上に路面が土塊だっており、年末にスリップ転倒してもつまらんので勇気を持って潔く身を引くことにした次第です!
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ダート開始地点である最初の土場まで引き返してきました。所詮、梅ヶ久保林道は延長距離2キロ程度のショートな林道なので途中撤退もさほど悔しくなかったですが、それよりも梅ヶ久保林道という未知なる林道を発見できた喜びの方が大きかったかな。というわけで鍬木田一本木II林道に存在する唯一のピストン支線林道である梅ヶ久保林道の探索は終了!
→ 探索終了!
→ 引き返して鍬木田一本木II林道に向かう!
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