様似パンケ林道(町)/ Samanipanke 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
様似パンケ林道(町)[1] [2]
の後も広大な原野と化した伐採跡地伝いに幌満川右岸を遡っていきますが、進むにつれていつしか路面は草深いワダチダート状態に変化。どこを眺めても緑一色に包まれた伐採跡地の中に様似パンケ林道のワダチが白く延びていましたが、コース的には前方に見えているあの円錐形をした山の右裾を回り込むようにしてダートはまだまだ続きます。
北に連なる伐採跡地エリアを幌満川上流方向に末端まで進むと、そこから鬱蒼とした森の中に入って幌満川支流の「キリプネイ川」を跨ぐ「きりふね橋」を渡ります。真夏の山奥の沢筋で大量発生している鬱陶しい吸血アブやヌカカは全くおらず、いかにも涼しげであったので橋上から流れを眺めておきました。
→ キリプネイ川を眺める!
ったぜぇ、幌満左林道発見! きりふね橋を渡るとその直後に左折ダート分岐が現れましたが、分岐しているのは引き続き幌満川伝いに遡る幌満左林道でした。文字がかすれて判読困難でしたが、左折方向に看板タイプの林道標が設置されていましたよ。
→ 林道標(幌満左林道)を眺める!
→ 幌満左林道の様子を眺める!
→ 幌満左林道に突入!
→ 付近を調べる!
満左林道分岐を後にして、幌満川支流のキリプネイ川伝いに東に進路をとって引き続き様似パンケ林道を進みます。先ほどの伐採跡地区間で見られたワダチダート状態は解消され、路面は再びフラットな走りやすい状況に戻りましたが、しかし、道すがらの森の鬱蒼感というか山深さについてはより増してきた模様。
の後、道すがらに川の流れは全く見えない区間が続き、いつなんどき荒ぶる森のクマさんが飛び出してきてもおかしくない森のまっただ中を進むことおよそ2.3kmで再びキリプネイ川を跨ぐコンクリ橋を渡ります。ここでキリプネイ川の右岸に渡ることは分かるのですが、橋名については橋名を記したプレートが失われていたため不明ナリ・・・。
→ キリプネイ川を眺める!
箇所目のコンクリ橋を渡ってさらに様似パンケ林道を進みますが、さすがにここまで山奥に分け入ると、それだけで路面も自然と雑草むしてきますなぁ。ピストンの末端区間ではお馴染みの展開なので慌てませんが、うふふ、なんだか楽しくなってきましたよ!
ストンの末端区間に相応しく、次第に草むしてきたダートを進んでいくと、続いて「一号橋」を渡ります。跨いでいるのはキリプネイ川に注ぐ名も無き小さな沢ですが、木々が茂り過ぎて川面はほとんど見えていなかったです。そして本来はコンクリであるはずの橋上部分には土が厚く堆積し、そこにも夏草が青々と茂っている始末でした。
お、またしても支線林道発見! 一号橋を渡り、その直後に一気に草深さが増してきたなと思った次の瞬間、行く手に右折ダート分岐が出現! しかし、そこは一面夏草に覆い尽くされていたため、直前まで分岐の存在に気がつきませんでしたが、右折分岐していたのはキリフネ林道でした。しかし、かつてはそこに存在していたはずの林道標はとうの昔に朽ち果ててしまったのか、その姿はどこにも見当たらなかったです。
→ キリフネ林道の様子をうががう!
→ キリフネ林道に突入!
? そして本線である様似パンケ林道のダートですが、なんと、こちらもチェーンゲートによって行く手が封印されているじゃないですか。すなわちキリフネ林道と同じく、自然災害によってその先の路面が崩壊していたのですが、それが復旧されることなく今もなお放置され続けていたんですね。したがって、チェーンゲートを強◯突◯できたとしても、エンジン付きで林道末端地点にたどり着くことはまずもって不可能かと・・・。
→ 現場を眺める!
いうわけで町道幌満大泉線から乗り継いだ様似パンケ林道の探索はここで有無を言わせず強制終了となりました。 林道末端地点まであと僅かな地点で残念でしたが、しかし、ここは日高地方と十勝地方を隔てる脊梁山脈の奥深く、その境界地点まであと2kmほどの恐ろしく山深い地点。人跡稀なそのような場所にまでやって来れただけでヨシとしておきましたが、だって道が消失しているのでこれ以上は進みようがねーし。
→ 引き返して町道幌満大泉線に向かう!
→ 諦める(探索終了)!
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