七時雨線 / Nanasgigure 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
七時雨林道 [1] [2] [3]
らに、七時雨林道で最もワイルドかつ豪快であった区間がここ! 広大な伐採跡地を大胆なS字カーブで駆けおりる、まさに林道臭さ100%な区間です! これからXRで駆け下ることになるS字ダートの道筋を見下ろす感じが素晴らしく、林道ライダーならば武者震い間違いなし!
イルドにS字を描いて下る七時雨林道のダートをエンジンにものをいわせてギャギャーンと豪快に駆け下ります! 押さえ難い劣情に駆られてしまい、ついつい横滑りに暴れるXRをねじ伏せつつハイスピードで駆け下りるといったリスキーな走りをしてしまいましたが、そのかいあって、ここでは久方ぶりにオフを実感する走りを楽しむことができたんだっけ!
→景色を眺める!
高に気持ち良かったワイルドなS字区間を駆け抜けると、またしても右手に切り返すダート分岐が出現! 林道標の類も見当たらず、どこかへと抜けているのか、それともピストンであるのかの情報は一切なく、まったく持って正体不明なダート分岐です。七時雨林道から分岐する膨大な数の支線ダート隅々まで探索したらさぞかしや楽しいことでしょうが、さすがにそれを実行していたら日が暮れてしまいます。というわけで、ここはその入口を眺めておくに留めて立ち入りはパス。
こは、その後「七曲沢」の橋を渡った先に現れる分岐地点ですが、標識類はなにも存在しておらず、進むべき方向が紛らわしいので要注意。そのせいか、先述したバイクトライアル大会用の「右」と記された仮の道しるべがここには設置(分岐の股の地点に注目)されていました。というわけで、七時雨線本道は手前から右手となっています。
→右折側を眺める!
の少し先きの左カーブ地点で今度は右折分岐が現れますが、ここは道なりに左へと進む本道方向を間違えることはないでしょう。なぜって、右折側は酷く荒廃しているのでね…。まともな林道ライダーであるならば、間違ってもそちらへと進もうとする行動はとらないと思います。
→右折ダートの様子を眺める!
れにしてもこ七時雨林道、想像していた以上に延長距離が長いですね。いくら進んでも一向に終点へとたどり着く気配というものがまったく感じられません。それでいて道すがらの雰囲気は総じて素晴らしいので、飽きるということもないのが嬉しい特徴でしょう。あえて関東付近の林道でたとえてみると、それは長野県の「相木川上林道」の雰囲気に近いものがあります。
わおッ!」その後、またしても広大に開けた爽快な牧野区間に躍り出ました! 真夏のギラついた陽射しには強烈なものがありましたが、この区間の雰囲気的な爽快さはそれを補って十分に余りあります。この七時雨林道、全体的に見れば林間コースがほとんどですが、それでも「高原」林道と言われるだけのことはありますね。快晴時に訪れると最高のシチュエーションが味わえます。
→景色を眺める!
だらかな丘陵のような斜面に広がる牧野のど真ん中を突き抜けるようにして進みます。どこかの観光牧場みたいなコテコテなサイロや風車といった不粋なものはなく、本当に静かな雰囲気が最高でした。すれ違う車両もなく、独占状態で素晴らしい風景とその雰囲気を味わい尽くします。
→景色を眺める!
時雨線の魅せ場ともいうべき牧野区間を走り抜けると、その先きで左手から舗装路が合流してきます。いや、正確にはここはダートが舗装路に合流するといった感じでしょうか。したがって「七時雨林道、終点?」と思ってしまいますが、そうではないみたい。舗装区間となってしまうのは痛いですが、さらに直進方向へと七時雨林道はなおも続いています。
→振り返る!
時雨線の残念な舗装区間を進んでいくと、その先に「七時雨一里塚」なる史跡が現れました。こん盛りとした一里塚跡のそばには案内板や道しるべなが設置されていましたが、わざわざ見物に訪れる者などは誰もいないようです。そこに人の姿はまったくなく、ただただシ〜ンと静まり返っているだけでした。ちょうどうまい具合に木陰があったので、休憩がてら付近を散策しておきます。
→「七時雨一里塚」を眺める!
→案内板を眺める!
→道しるべ(その1)を眺める!
→道しるべ(その2)を眺める!
→お約束!
里塚を過ぎた先きにも続く舗装区間をたどっていくと、左折する舗装路に対して直進で分岐するダートの入口が現れます。でもそちら側にはすぐ先きに冊門ゲートが見えているので、七時雨線本道は左折側の舗装路であることがすぐに分かります。そこに標識類はなにもありませんでしたが、直進側のダートは牧草地帯の中を進むピストンとなっているようでした。
→分岐ダートの様子を眺める!
方の鋪装された本道側ですが、こちらも分岐の少し先でダートが復活していましたよ。もうてっきり終点となる県30号線との突き当たりまで鋪装が続いているものと半ば諦めていたのですが、それは嬉しい誤算となりました。というわけで、真夏の陽射しで光り輝くダート区間へと再突入!
の後、これまでとは一変したやや薄暗い森林区間に差しかかりました。路肩には巨大に成長したフキが生い茂り、よくある山深い山中のダートといった趣です。ただし、所々で陽射しが差し込んでいるため、さほどの暗さは感じません。真夏にはちょうど良い日陰の区間といったところです。
在、位置的には林道名となっている七時雨山(1060m)を左手に眺めながら、その山裾を左回りで大きく回り込むようなコースをとっています。ただし、それは地図上での話。実際の風景からそれを意識させられることもなく、牧野の点在する林間をどこまでもくねくねと抜けて進む感じです。
→景色を眺める!
の後、七時雨線のダートはこの林道ではラストとなるビューポイント区間に差しかかります。ここは七時雨山のなだらかな斜面に面した伐採跡地であり、右手にはどこまでも連なる山並を見晴らすことができました。前半から中盤区間にかけて眺めることのできる牧野とは一味異なった、広大な伐採地の素晴らしい景色を思う存分味わうことができるでしょう。
→景色を眺める!
→さらに七時雨線を進む!
→もう飽きた…
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