早秋紅葉ざんまい林道探索 浜通り地方林道 編 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2018.10.27 
浜通り地方林道編 [1] [2] [3] [4] 
福山林道から戸面蔵玉林道へと乗り継いだらR465号線へと直行するつもりでしたが、戸面蔵玉林道を通るのは久しぶり。続けざまに5連発する戸面蔵玉林道の隧道に敬意を表し、名物の隧道連続区間を養老渓谷駅方向に少し進んでみました。
すがらに戸面蔵玉林道の雑木の黄葉を眺めつつ、連続する最後の隧道を通り抜けた場所間で進んでパチリと一枚撮ってUターン。先ほどの大福山林道接続地点を左に眺めてそのまま直進、R465号線に突き当たる戸面蔵玉林道の終点に向かいます。
の後はこれといったほどの紅葉もなく、君津市「蔵玉」にある戸面蔵玉林道の終点に着きました。左右の道路がR465号線で、左折側の大多喜方向には直後に「蔵玉トンネル」がありますが、ここは右折して「亀山湖」方向に進みます。次に目指す林道は片倉三石林道。山越えコースの片倉三石林道で紅葉を眺めながら君津市笹「片倉」にある房総スカイラインの入口へと向かうもくろみですよ。
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465号線を亀山湖の手前にある「亀山大橋」を渡った直後に「三石山観音寺」方向に左折、君津市「草川原」集落の外れに位置する片倉三石林道の起点です。2種類の林道標と共に、赤や褐色で紅葉した里山の樹木が出迎えてくれましたが、林道入口でこれなら途中ではより濃厚な紅葉が期待できそう!
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高120m地点の起点から片倉三石林道に入線すると、すぐに連続する登坂区間が現れます。最高所となる三石観音寺入口そばの標高290m地点までダラダラと登坂しますが、途中、紅葉的には路肩に灌木類のささやかな黄葉が眺められたくらいです。

コナラ
総の林道としては比較的標高の高い地点を通過するため、道すがらの紅葉が期待された片倉三石林道。しかし実際にはスギ植林と常緑広葉樹が大半を占めており、これぞと見上げるような樹木ほほとんどなかったです。でもその代わり、三石観音寺付近から始まる下り区間では、路肩の崖にへばりついた赤や黄色、橙色に染まった灌木の小さな紅葉がちらほらときれいだったなぁ!

ガマズミの果実
高290mの片倉三石林道最高所地点を過ぎると開始する長い下り坂区間。途中、三石観音寺を通過して下っていきますが、登坂区間ではほとんど黄色だけだったのに、山越えをした後の下り区間では紅葉の色の種類がなぜか多かったです。
の後も路肩の崖にへばりついて黄色や赤、朱色で灌木が自然にまかせて思い思いに紅葉していた片倉三石林道。しかし、それ以上の感嘆するような紅葉は現れませんでした。仕方ないのでそのままダラダタラと坂道を下り、気がつけば立ち止まることなく終点を通過して君津市笹「片倉」で県24号線へと退出していましたよ。
倉ダム湖畔の道の駅「ふれあいパークきみつ」付近で県24号線に入ったら亀山湖方向に進み、「片倉交差点」を左折して無料通行処置中(2018年12月現在)の房総スカイラインに進みます。房総の林道を探索し尽くした林道ライダーの方には理由が分かると思いますが、実は房総スカイラインの途中には東山林道の入口があって、有料道路時代には料金所をパスすることができたんですね。というわけで房総スカイラインに入ったら1つ目のトンネルを過ぎたすぐ先の左手に位置する東山林道入口にやって来たわけですが、目的は房総の紅葉スポット「奥米渓谷」。渓谷周辺の林道で紅葉を眺める算段ですよ。なお、房総スカイラインでは飛ばし過ぎに注意して下さい。林道入口は見過ごしがちで、うっかり通り過ぎると途中では引き返せません
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オオモミジ
イスピードで車が走り抜ける房総スカイラインから君津市「奥米」にある東山林道に入りました。県24号線とR410号線に挟まれた奥米渓谷周辺に広がる房総丘陵の山々は奥深く、「ここは千葉県か?!」と思ってしまうほどの山深さです。木々の植生も豊かで、さっそく黄葉したウリカエデが出迎えてくれました。幅員3.0mで「自動車道2級」の東山林道は全線鋪装でそのような山中に延びていますが、ごく稀にバイクとすれ違うことはあっても一般車両とすれ違うことはまずないと思います。
のもの悲しい静けさに包まれて紅葉していた房総の山を進みます。やがて東山林道に唯一あるコンクリ隧道をくぐり抜けますが、暗い隧道の中から出口の先に眺める林道の紅葉もオツですなぁ・・・。路面は鋪装されていますが、悪くない雰囲気です。
らに進むと現れる東山1号支線林道の左折分岐にたどり着きました。以前は林道標の設置されていなかった名無し系ピストンダートあったものが、その後、いつの間にか「林道」に格上げされたのがこの東山1号支線林道。ここも稜線伝いに進む尾根筋コースの林道なので、それなりの紅葉が期待されたんですね。
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ガマズミの果実

ガマズミ

ガマズミ

ガマズミ
高200mほどの稜線伝いに切り通しで開設された東山1号支線林道。明るく開けた雰囲気も良く、心地良い砂利ダートが続きますが、道すがらには常緑針葉樹と常緑広葉樹の森が広がるのみ。僅かに灌木類が赤く紅葉していた程度で、紅葉する落葉広葉樹の姿が東山1号支線林道ではほとんど見られませんでした。

ガマズミ

ノイバラの果実

支線林道の紅葉
いうわけで素晴らしい紅葉への期待は肩スカシで終わった東山1号支線林道。特筆すべき見所もないまま終点にたどり着いてしまいました。仕方ないので林道行き止まり地点のささやかな秋色を眺め、早々に今来た道を戻って東山林道に戻ります。
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