小花林道 / Noyaushi 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
小花林道[1] [2]
名峠からの坂道を下っていきます。林道ということで、そして季節は夏ということでダートにも夏草の繁茂が目立ちますが、全てが想定内。なんの問題もなく進めてしまいますが、しかし、この小花林道はダート分岐が多いですね。そして地理院地図には支線林道分岐以外にも数多くの分岐が記載されており、それらは互いに接続しあって迷宮じみたネットワークを形成しているのですが、名のある林道以外は藪に埋もれて半ば廃道化したものばかり。小花林道探索時には本線を進むほかに選択肢はほとんどなかったなぁ。
い坂道を下りきると、その後は三の沢川源流の支流の沢伝いに広がる原野に沿ってワダチダートを駆け抜けます。本線である小花林道には特筆するほどの荒れやガレはなく、途中で立ち止まらなければ、ゆっくり走行しても3、40分程度で走破できると思いますが、支線ダートの隅々まで探索するとなると、それこそ丸1日かかることでしょう。
いうわけで、またして未知なる支線林道分岐を発見! 切り返しの左折で分岐していたのはツクエの沢林道で、分岐の股となった夏草が生茂る藪の中に林道標が設置されており、それによれば延長距離は3490mとのこと。小花林道からの入口にゲートは設置されていませんでしたが、しかし、ここは草深いんだよなぁ・・・。
→ 林道標を眺める!
→ ツクエの沢林道の様子をうかがう!
→ ツクエの沢林道に突入!
線林道標? ツクエの沢林道分岐を後にして道336の出口を目指しますが、しばらく進むとなんの変哲のない路肩地点に標識を発見! しかし、こちら側だと反対側となって記載文字が見えないので、立ち止まって振り返って眺めてみます。
→ 振り返る!
樹町側の林道標設置地点を後にしてなおも続くダートを突き進んでいきますが、ここはおそらく大樹町の町道ダート区間。しかし、ダートは一本道状態で道336に突き当たるまで続くため、便宜上、町道区間も小花林道として紹介しますが、それにしてもラストスパートで三の沢川伝いの原野を駆け抜けるダートの素晴らしいこと!
→ 景色を眺める!
ャッハ〜ッ!! 見てくださいよ、このストレートを! 本州の林道では望めない極上なシチュエーションですが、ここ北海道の林道ではそれが当たり前なんだぜぇ!
の後、最高のテンションで道318への出口を目指して三の沢川流域に連なる原野を駆け抜けていきますが、林道沿いに連なる広大な原野を流れる三の沢川は、下流で「生花苗(おいかまない)川」とその名を変えます。すると、やがてその生花苗川に架かる赤い欄干のコンクリ橋が出現。幅広で立派な橋の上からお約束で生花苗川を眺めておきました。
→ 生花苗川を眺める!
がて道すがらの原野は牧草地と変わり、その牧草地を貫く気が遠くなるほどのストレートをエンジン音も軽やかにラストスパート!
局、豊頃町側から小花林道に入線して以来、対向車はもちろんのこと、一台のオフバイクともすれ違わないままここまで進んできましたが、やがてダート終点となる県道出口が近づいたのか、前方に「忠類 生花市街」と記された道標が出現。
して道標を通り過ぎた直後に切り返しで左折分岐していくヨコベツ林道を発見! 付近を探ってみた結果、藪に埋没した状態の林道標も見つけることができ、小花林道探索のラストを飾るにふさわしい展開で、嬉しい未知なる林道発見となりました。
→ 林道標を眺める!
→ ヨコベツ林道の様子をうかがう!
→ ヨコベツ林道に突入!
コベツ林道分岐を過ぎたら小花林道終点はもう近く、およそ700mで道319に突き当たってダートは終了。しかし、終点には林道標や道標は設置されておらず、そして林道入口の目印となる物がなにもなくて、「ここが高速巡航も可能な極上フラットダートで楽しめた小花林道の終点なのか!?」と思ってしまうほどなにもない場所だったです。また、小花林道は山岳林道ではないので、国道に突き当たる終点から付近の景色を見渡しても山らしい山がほとんど見えていなかったのが、十勝平野の林道らしかったですよ〜。
→ 探索終了!
→ 振り返る!
→ 右折方向を眺める!
→ 左折方向を眺める!
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