ワレ西上作戦開始セリ! 猛暑の山と海の林道探索ツーリング 7月21日(日)晴れ 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
2日目[3]  → 敦賀市「敦賀トンネル温泉 北国グランドホテル もどる  






ガソリン給油量 7.94L 給油回数2回 ガソリン代 1455円 高速代 1030円 総走行距離 175.1km トップへもどる


展望台からしばし海を眺めたら出発しますが、その僅か数十メートル先で今度は右手に別の展望スペースが出現。海とは反対側の内陸方向を望む展望台ですが、ここからの景色もなかなか良さそうだったので立ち寄ってみます。







おお、内陸方向の眺望も素晴らしいな! 見下ろしているのは山々に囲まれた谷間に水田が広がる小浜市「本保」地区辺り。遥か前方には滋賀県との県境の山並みが果てしなく連なり、その山々を越えた先が昨日訪れた高島市になっています。







現在地点の標高はおよそ292m。眼下には山々に囲まれて細長く連なる水田地帯が、そして家々が点在する本保の集落が良く見えていますが、集落との高低差はだいたい242mくらい。このように遥か彼方まで見渡せるていることからも、林道がかなりの高さの尾根筋に沿って延びていることが分かります。







もっとゆっくり海と山の景色を眺めていたかったですが、日陰のない炎天下はジリジリと暑くてたまりません。熱中症でぶっ倒れないうちに出発しますが・・・。







出発直後に小さな祠が祀られているのを発見。祠の中にはお地蔵さんが祀られていて、ささやかな信仰の証としてきれいな花が供えられていました。







祠を後にして今度こそ本当に出発しますが、お、ここか! 若狭幹線林道を紹介するサイトでは必ずといってよいほど紹介される撮影スポットで、まっすぐ延びるフラットダートと海を背景として撮影できる絶好の地点。すかさずWRから跳び降りてデジカメを構えましたが、しかし、あのガードレールが邪魔なんだよなぁ。







そしてガードレール越しには海が良く見えています。眺めているのは先ほど眺めたのと同じ矢代湾で、画像左手前には僅かに小浜市「志積」の漁村の港が見えていますが、画像左手の黒崎半島を跨いだその先の沖には「常神半島」の先端に浮かぶ無人島の「御神島」が小さく見えていましたよ。







展望台を出発して左に海を見渡しながら進み、高台の上にある四阿の傍を通り過ぎると眺望区間はそこで終了。林道は再び樹林の中へと進み、道すがらに海は見えなくなりますが、それと同時にここで舗装された右折分岐が現れます。







尾根筋を進む若狭幹線林道から林道の南側、先ほど展望台から見下ろした本保地区へと下っていく右折分岐の様子です。尾根筋から山裾とを連絡する「連絡林道」のような気もしますが、林道標は設置されておらず、おそらくただの市道かと・・・。







← 阿納尻 熊野 ↑ 内外海 志積 → ◯◯◯◯◯
右折分岐地点に林道標は設置されていませんでしたが、路肩の松の茂みの中に道標がありました。しかし、右折した先にあるはずの本保の地名記載はなくて、なぜか林道の左手、すなわち海側の「内外海 志積」の地名が記載されています。







本保地区へと下っていく右折分岐を過ぎると続いて左折分岐が現れました、そこは志積へと下っていく全線舗装の宮川・内外海林道になっています。ただし、林道標は山裾側の入口にあるだけで、ここには設置されていませんでした。なので、ここは「林道」なのか「市道」であるのかの区別がつきません。







若狭幹線林道から左折分岐で海辺の志積の漁村へと下っていく宮川・内外海林道の様子です。宮川・内外海林道は全線舗装林道につき、立ち入ってみようという気は起きませんが、海岸沿いに延びるR162へと退出できるので、ガス欠寸前などのいざって時はエスケープルートとして通ることがあるかもね。







← 上中 三方 ↑ 宮川 本保 → 阿納尻 熊野
そしてここにも道標が設置されていましたが、あれ? なんか変だな。左折分岐している宮川・内外海林道は海辺の志積へと下っていくのですが、道標にはそれとは逆方向の本保の地名が記されているじゃないですか。

つまり、本来ならば手前の右折分岐に設置されていた「内外海 志積」と記されていた道標はここにあるべきで、「宮川 本保」と記されたこの道標は手前の右折分岐に設置されているはずなのに、なぜか入れ替わっていたんですね。







そしてここにもあった若狭幹線林道マップ。これを眺めると林道を挟んで海側に位置する志積、そして山側に位置する本保の位置関係がすぐに分かります。







宮川・内外海林道分岐を過ぎてさらに進んでいくと、陽射しに照らされた路面に摩訶不思議な形をした怪しい影が!







なあんだ、枯れ木か。一体なんの影なのかと路肩を眺めてみると、立ち枯れした樹木が立っていましたが、変な影の正体はこれでした。







その後、水溜りが半乾きしたようなマディっぽい箇所を通りましたが、激しく刻み込まれたオフバイクの生々しいタイヤ跡が何本も! 一昔前のオフロードバイク全盛期の頃とは違って、最近では林道で同業者の痕跡を見かけることも少なくなりましたが、このようなタイヤ跡を目にするとなんだか嬉しくなってしまいますなぁ。







その後も幾度となく虫食いで舗装区間が現れてしまう若狭幹線林道。延長距離の長さは申し分なく、ダートも走りやすくて林道ビギナーにも安心な林道であり、道すがらの眺望も大変素晴らしいのですが、唯一この虫食い舗装が玉に傷。







その後、林道は若狭町との境界に向かって尾根筋伝いに東へと進んでいきますが、境界の手前に位置する林道最高所地点(標高438mほど)に向かってなだらかに高度を上げていきます。ただし、下界を見渡せる眺望ポイントはあまりなくて、時折路肩の樹林が途切れてそこから景色が見渡せるくらいだったかな。







道すがらに路肩の樹林の切れ目から見え隠れしている山裾の景色。眺めているのは林道の南に位置する小浜市「大谷」地区付近で、あの家並みの手前に舞鶴若狭自動車道が走っているのですが、ここからは見えていませんでした。

また、すぐそに高圧送電線が見えていますが、あれは美浜町の「嶺南変電所」から小浜市の「小浜変電所」とを結ぶ関西電力の7万7000ボルトの「嶺南小浜線」。

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