ガソリン給油量 10.18L | 給油回数3回 | ガソリン代 1800円 | 総走行距離 273.1km / ダート走行距離 98.1 km | トップへもどる |
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おえぇ〜、入口からぱっと様子を眺めて分かってはいましたが、この草深さは一体どうしたことか! これは車両の通行が途絶している状態ですが、さすがに延長10357mもあるこの小利別林道を無事に走り抜けられるのか少々不安になってきます。
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林道ではお約束の倒木ですが、さっそくカラマツが横倒しになった地点が現れました。しかし、乗り越えるにしても、幹本体から突き出た枝が非常に邪魔だぜぇ・・・。
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でも慌てません。即座に林道アビリティ「倒木乗り越えLv3」を発動。枝を手で押し除けながら横倒しとなった幹を乗り越えてクリアします。
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うむ。倒木を乗り越えた先はまさに緑の回廊状態でした。幅員は繁茂する藪でぐっと狭められ、路面は夏草が芝生のように茂ってフカフカ状態。その後もなかなか素敵な状況が続きますが、そのうち前方に2ヶ所目の倒木地点が見えてきます。
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しめしめ。うまい具合に隙間があったので身をかがめて難なくクリア。ここは林道アビリティ「倒木潜り抜けLv1」の発動のみで済みましたが、倒木もこのような感じで下に隙間があれば助かるんんだけどな〜。
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路肩をクマザサの藪の壁にびっしりと囲まれた緑の回廊をなだらかな登り坂で前進中。倒木によって車両の通行が完全に途絶しているため林道にはとても静かであり、それでいながらダートは差し込む陽射しで明るく、雰囲気的にもイイ感じです!
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続いて3ヶ所目の倒木地点に遭遇しました。カラマツが横倒れしていて、一見するとアウトっぽかったですが、しかし、ここは幹の下を潜り抜けできそうな予感♪
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この倒木は姿勢を屈めて潜り抜ければよいだけですが、しかし、下に突き出している細かい枝が邪魔。「よいしょ」と手で枝を押し除けながら前進する必要あるので、僅かに難易度が上がってここは林道アビリティ「倒木潜り抜けLv2」が必要。
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しかし、倒木のラッシュでキリがありません。ここまでのところはうまい具合にやり過ごせていますが、小利別林道は延長が10キロもあります。この先も次から次へと倒木が現れてしまい、やがてどうにもならぬ地点が出てくるのは必然かも・・・。
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ほらね。小利別林道をさらに進んだ地点で現れてしまった4ヶ所目の倒木地点ですが、さすがにここは無理! 林道アビリティ「ギコギコ」は習得しておらず、そもそもアイテム「鋸」を持ち合わせていないのでどうしようもありません。 倒木を前にして呆然とするWRですが、たとえ乗り越えられたとしても、その先でまた倒木に拒まれるのは確実なので、ここは勇気ある撤退しかありません。 |
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倒木の嵐に見舞われていた小利別林道を速攻で引き返し、とりあえず勲袮別林道まで戻ってきました。しかし、このまま次の林道に向かうのでは悔しいので、いったんR242へと退出して迂回、今度は陸別町と置戸町との境界に位置する「池北峠(402.5m)」側の入口から逆ルートで、倒木の反対側を目指したいと思います。
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行きがけに通った林道十字分岐。そのまま道なりに直進して勲袮別林道を速攻で引き返します。周回ルートの左回り方向も気になりますが、今はそちらまで探索調査するだけの時間的余裕はないのでパス。またいつの日かの機会にしておきます。
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その後、本気の走りで一気に道620の分岐地点まで戻ってきました。勲袮別林道を退出してまずはR242へと退出するのですが、せっかくなので行きがけとはルートを変えて帰りは道道経由で国道に向かってみることにします。
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勲袮別林道から道620へと左折すると100mほど先で勲袮別川に架かる橋を渡りますが、路面はそこから2車線舗装になっています。そしてなんの疑いもなく高速巡航で一気にR242へと退出できるのだと思ってしまいますが・・・。
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先述した通り、道620には未共用区間があって、さらに十勝オホーツク自動車道の建設現場で分断されているので、すんなりと国道に抜け出ることはできなかったです。しかも、分断されているというのにきちんとした迂回路があるわけでもないので、途中で建設現場へと迷い込んだりしてしまいました。
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結局、訳もわからぬまま滅茶苦茶に走ってたどり着いたのが、十勝オホーツク自動車道の「陸別小利別IC」付近にある道620の出口。本来ならば道道は勲袮別林道からここまで繋がっているはずですが、道は途中で未共用区間となって途切れているため、普通に進んだのではここに抜け出ることはできない状況になっています。
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道620を経由したことで、かえって余計な時間を食ってしまいましたが、ようやくR242へと退出しました。陸別小利別IC入口を横目に眺めつつ、池北峠を目指して国道を置戸町方向に進みますが、さすが北海道。高速はもちろんのこと、一般道の国道ですらほとんど車が走っていないこのガラ空き状態です。
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というわけでR242を迂回して小利別林道へと再アプローチをかけて、ようやく倒木の反対側までやってきました。WRの後方に横倒しとなったカラマツの倒木が見えていますが、こいつのおかげでダートは分断されてしまい、廃道状態で草ボーボー!
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倒木による分断地点を確認したら、今来た道を引き返す形でR242への出口に向かって小利別林道の探索を再開します。分断地点でいったん引き返し、倒木の反対側までおよそ32キロの迂回となりましたが、あはは、我ながら毎度よくやるなぁ!
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ワサワサと茂りまくったフキでダートは覆われ、地面の土が全く見えていませんが、ワダチの痕跡が残っているため、それによってここが「道」であることがわかるといった状況。しかし、これは車両の通行が途絶えたことで雑草が繁茂しているだけ。路面そのものに異常はないので、このような状況でも普通に進むことができました。
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草ボーボーと化していたダートをなだらかに下っていくと、やがて「みやまばし」を渡ります。林道名由来の「小利別川」の源流に架かるコンクリ橋ですが、ガードレールの欄干がなぜか赤く塗られています。ここにはまとわりつく吸血アブもいないので、立ち止まって川の流れを眺めておきますね。
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林道沿いに広がる鬱蒼としたカラマツの森の中に流れる小利別川の流れです。森の木々とした藪に覆われて流れはほとんど見えていませんが、まだ1965(昭和40)年代の頃にはニジマスやイトウなど30〜60センチの大物がいくらでもいたそうで、かつてはこの川をマグロのような1メートルほどの巨大なイトウが遡上していたそうですよ。
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林道と離れ付かずで流れる利別川を何度もコンクリ橋で渡りながら進んでいくと、左手に延長6819mの小利別横断林道の分岐が現れました。もう久しく放置状態が続いているのか、路面が夏草まみれの草深そうなダートが森の奥に続いています。
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今にも朽ち果てそうなボロボロ状態の林道標です。小利別横断林道は、勲袮別林道の右回り周回区間で現れた小利別林道の右折分岐を、そのまま直進したすぐ先の地点に接続しているので、小利別横断林道を迂回路として経由しても良かったのですが、夏草ボーボーで実際のところ、通り抜けられるかどうかはわからなかったしね。
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