ガソリン給油量 8.71L | 給油回数3回 | ガソリン代 1485円 | 総走行距離 242.0 km / ダート走行距離 20.8 km | トップへもどる |
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取水施設を通過すると、その先で入線してから2箇所目となるコンクリ橋が出現。橋の名は確か「靖国橋」だったような気がしますが、この橋で芽登川を右岸に渡ります。なお、橋上には水溜りが発生して泥でぬちゃぬちゃになっていましたが、昨日のゲリラ豪雨の名残りでしょうか?
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靖国橋の上から左手に芽登川上流方向を眺めてみますが、すると広葉樹の大きな倒木が流れを跨ぐように倒れているのを確認。それとは別にもう1本、流れに沿って倒木が流れに浸かっていましたが、倒木の倒れた場所が林道ではなくて川の中だったのは不幸中の幸い。おかげでこうして芽登川林道を探索することができています。
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清水谷2号林道分岐から600mほど進むと今度は右折ダート分岐が出現! しかし、探索時にはそこにあるはずの林道標が見当たらなかったです。そのためここは某ツーリングマップル記載の芽登糠南林道分岐だと勘違いしやすいので要注意! 直進は引き続き芽登川林道で、右折側は久志奈林道になっています。
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分岐直後にゲートが確認されたものの、探索時にはオープン状態で路面状況もいたってまともな感じであった久志奈林道の様子。ちなみに糠南ダムを経由して道88へと通り抜けるには、芽登川林道から芽登糠南林道に乗り継ぐ必要がありますが、それとは別ルートで久志奈林道経由でも可能だったりします。 その場合は久志奈林道→坊子山林道→芽登糠南林道と進むのですが、分岐を間違えると糠南ダムとはかなり離れたところを彷徨うことになるのでそのつもりで・・・。付近一帯の林道ネットワークを熟知しているのならば問題ありませんが、糠南ダム周辺の林道網は想像以上に広範囲かつ複雑なのでね。うふふ。 |
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久志奈林道分岐は直進してさらに芽登川林道の探索を続けます。今度は左に芽登川の流れを眺めつつ進んでいきますが、ダートは昨日一瞬降った雨がまだ乾き切っておらず、半乾きで湿った状態。さすがに泥跳ねはしませんでしたが、たまに現れる水溜りを避けるのが面倒くさいので、やはり完全に乾いていて欲しかったなぁ。
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久志奈林道分岐を過ぎて進むことおよそ800mで再び右折分岐が現れましたが、ここが糠南ダム方向に進む芽登糠南林道の分岐になっています。とういうわけで、持参していた某ツーリングマップルの記載情報は正確でしたが、直進側は引き続き芽登川林道になっているので、欲を言えば地図上にその表記も欲しかったぜぇ。 ちなみに道468の入口からここまでの距離はおよそ5キロほど。しかし、起点の林道標には延長距離が10435mと記されていました。そのことからもここは中間地点であり、芽登川林道はまだまだ先が長いということが分かります。 |
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芽登糠南林道を示す木板タイプの荒削りな林道の証。芽登川林道と糠南林道を連絡しているので芽登糠南林道というわけですが、延長距離歯3002mしかなくて思っていたよりも短め。北海道の林道といえば長距離林道ばかりだとの先入観を抱きがちですが、この程度の長さの林道も普通にたくさんあるみたいです。
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芽登川林道から右折分岐している芽登糠南林道入口付近の状況ですが、ここには一応、ゲートが設けられているようです。しかし、通常はオープンされているらしく、予定ではここから糠南ダム方向に向かうのですが、しかし、ここで欲が出ました。
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乗り継ぐべき芽等糠南林道は延長距離が3キロしかなくあっという間に完走しそうなので、糠南ダム方向に進む前にひとまず分岐を直進。ピストンである芽登川林道の末端地点をこの目で確かめようと思い立ったんですね。というわけで深い森の中にストレートでひたすら延びている芽登川林道のダートを引き続き進みます。
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そしてここでも芽登川の水際区間が現れましたが、コンクリ擁壁で固められた路肩のすぐ脇まで川面が迫ります。これ以上ないほど極限まで水際に寄り添って進むのでかなり清々しく涼やかですが、ただし、その反面ここは大雨時による増水が怖そうな区間。これまでに路肩崩落が何度も発生していそうだな。
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川底の石が荒いのか、ザワザワと白波を立てて流れる芽登川の早瀬です。みるからに涼しげな浅瀬になっていたので、涼を求めて水浴びに興じたくもなりましたが、生憎と水際への降り口がなく、そもそも海パンを持ち合わせていなかったので断念。そんな芽登川ですが、ここにはオショロコマとかウグイが棲んでいるらしいですよ。
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清冽な芽登川の渓を眺めつつ、ふと立ち止まって眺めた芽登川林道の空。木々のこずえの上には清々しい青空が広がり、綿菓子をちぎったような白い雲がゆっくりと漂っています。晴天に恵まれて穏やかな時が流れる林道での一コマですね。
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支線ダート発見! 芽登糠南林道の探索調査は後回しにして芽登川林道をさらに進みますが、すると「蔚然橋」を渡った直後に今度は左折分岐が出現! しかし、ぱっと見した感じでは左折方向の方が路面状況はマトモ。直進方向は分岐を境としてワダチダートへと路面が規格落ちしています。なので左折方向が本線の芽登川林道だと思ってしまっても当然なのですが、そうではなくて左折方向は芽登川2の沢林道になっているので間違えないようにしてください。 |
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固く踏み締められた砂利系ダートで本線での芽登川林道よりもしっかりとした路面情況であった芽登川2の沢林道の様子です。 付近の藪を探っても残念ながら林道標を見つけることはできませんでしたが、ここは芽登川の支流「パンケ旭ヶ丘川」伝いに遡る延長2.3キロほどのピストン。そして深山地帯の支線林道に似つかわず路面状況がマトモであったことから、その先に稼働中の木材伐採現場があるのかもしれませんが、詳細は不明です。 |
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芽登川2の沢林道分岐を直進してワダチダートに規格落ちしたダートを進んでいくと、芽登川を左岸から右岸に渡る「桂風橋」が、さらに500mの間隔をおいてその先で左岸に戻る「蒼翠橋」が現れますが、ここは後者の蒼翠橋。そしてお約束通り、赤茶色にサビたガードレールの欄干越しに流れを眺めようとすると・・・?
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おお、なんたる生命力! 樹木が生育する場所としては最悪ですが、それでも日当たりを独占できるためか、なんと、橋上部分に設置された欄干の支柱とガードレールの僅かな隙間に小さなトドマツの幼木が根を下ろしているのを発見しました! そしてまだしばらくは大丈夫ですが、このままではいずれ大木に成長した暁に橋が樹木の重み耐えきれず崩落する可能性が大。というわけで山奥の草深い林道では、時間の経過と共に全ての物が緑に包まれていくのですが、もっとも、その前にこのトドマツの幼木は取り除かれてしまうとは思いますけどね。 |
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その後も問題なくエンジン音も軽やかにワダチダートを進み、随分と山奥の芽登川源流域まで遡ってきました。ふと気がつけば芽登川の流れもだいぶ細くなってきましたが、しかし、ダートにはピストン特有の先細りで廃れていく雰囲気が感じられず、まだまだ先は長くて楽しめそうな感じです。
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さらに芽登川林道のワダチダートを進み、やがて現れた芽登川を右岸に渡る最奥の「深山橋」を渡ると、その先に土場跡らしき開けた地点が現れましたが、ここで芽登川左岸の薄暗い森の奥へと進むダート分岐を発見しました。 しかし、支線林道であることを示す林道標は設置されておらず、しかも、左折ダートは分岐直後に芽登川を直渡している始末でしたが、その正体は「林道」ではなくて、「パンケ旭ヶ丘川」伝いにさらに山中深く分け入る名無し系軽作道。 |
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う〜ん、これは一体どうしたことか。分岐直後に芽登川を渡る名無し系作業道ですが、これはもう普通の車両が普通に渡れる状態ではないですね。 そもそも以前はここに橋があってそれが流出したのか、それとも元から直渡りであったのかについても定かではなく、また、このような状況につき立ち入る車両も途絶えてしまい、現状としてはその先は廃道化しているくさいです。それでも一応、ここは地理院地図に延長500mほどのピストンとして記載されてはいますけど・・・。 |
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