美深歌登林道 / Bifukautanobori 林道探索の書　〜今日もどこかで林道ざんまい〜　
美深歌登林道［１］［２］［３］
加須美峠を出発してストレート主体の緩い下り坂をバババと軽快に下っていきますが、枝幸町に入ると嬉しいことに天気は急激に回復。美深町のようにガスっていることもなく、それどころか空が青空に変化していく兆しがみられ、これはいい展開です！
→ 斜面を眺める！
徐々に天気が回復してきたことで嬉しくなってしまい、鼻歌混じりで気分良く砂利ダーを下っていくと、路肩になにやら看板が設置されているのを見かけました。
→ 看板を眺める！
その後、さらに美深歌登林道の砂利ダートを下っていくと、やがて「タキノ沢」を跨ぐ「加須美橋」が現れました。加須美峠からの距離はおよそ4.4km、峠から高低差182ｍを下った標高およそ547ｍ地点にある枝幸町に入って最初に渡るコンクリ橋です。
→ タキノ沢（上流方向 / 左）を眺める！
→ 景色を眺める！
加須美橋を渡った後、ダートはタキノ沢の北方に広がる斜面の森を緩やかな下りコースで進んでいきます。路面は加須美峠から一貫して砂利ダート状態が続きますが、この辺りから進むにつれて砂利深くというか、徐々にズルズル感が増してきます。
峠の手前、美深町区間ではそのようなことはなかったのに、ここ枝幸町区間では見た目以上に砂利の深い区間が続きます。美深町区間と比較して、走りにくさがはっきりと感じられる状態ですが、画像ではちょっと分かりにくいかな。
そんな感じで美深歌登林道の砂利深い進んでいくと、今度は「熊野橋」が現れます。渡っているのは先ほどのタキノ沢が合流している徳志別川。橋上から眺めると鬱蒼とした樹木の梢の隙間に川面が少し見えているだけですが、一応、止まって眺めておきました。
→ 徳志別川（上流方向 / 右）を眺める！
→ 徳志別川（下流方向 / 左）を眺める！
清水発見！　熊野橋を渡ってジャリジャリなダートをさらに進んでいきますが、路肩の擁壁から清水がじゃじゃ〜っと垂れ落ちている地点がありました。おそらくこれは昨夜降った雨が土中から染み出して流れ出しているのだと思います。
→ 清水を眺める！
その後は道すがらに特筆すべきものもないまま、あまり快適とは言えない路面状況のまま直線主体のコースを進んでいきますが、標高が下がってきたことで、やがてダートは鬱蒼とした樹林帯の中に入っていきます。
鬱蒼とした樹林帯の中に入ってしばらく進んでいくと、みたびコンクリ橋が現れましたが、これは「岩魚橋」。そして渡っているのは林道と並行して流れる徳志別川ですが、しかし、実際に徳志別川の流れが見えるのは橋の上からだけでした。
→ 徳志別川（上流方向 / 左）を眺める！
→ 徳志別川（下流方向 / 右）を眺める！
岩魚橋を渡り終えると、ダートはすぐに徳志別川から少し離れた森の中に入っていきます。右手の森の奥には並行して徳志別川が流れているはずでが、この通り全く見えていませんね。美深歌登林道、延長距離が長いのは嬉しいのだけれど、景観的には同じ森の景色がひたすら続くのみで単調といえば単調だったりします。
広大な森の中にどこまでも続く美深歌登林道のストレート。これが本州の林道であったならば、それこそ「名所」となって林道ライダーにもてはやされるに違いないですが、しかし、北海道の林道では当たり前の存在。最初のうちこそ感動しますが、喉元過ぎればなんとやらで、やがてそれが当たり前となって感動が薄まってしまうのが困ったものですなぁ。
やがてダートは鬱蒼とした森の中から抜け出して、その後は空が大きく開けた開放的な区間が続きますが、しかし、粒の大きな深砂利の走りにくさがこの辺りで最高潮に･･･。ブレーキレバーを強く握ればブイブイと尻振りし、アクセルを開けばハンドルを持っていかれるようなズルズル感が厄介でしたが、ここでとあるものを路上で発見！
→ ？！
そして枝幸町区間で４本目となった徳志別川を渡る「水明橋」を通過中。橋上からは森の中を流れる徳志別川の 川面が見えており、ここでも立ち止まってデジカメを構えてしまいましたが、それを紹介するのはさすがにもう止めておきますね。
水明橋を後にして前進再開。さらに美深歌登林道を進んでいきますが、すると幅員も広がって路面状況が劇的に良くなります。つい先ほどまでの厄介な深砂利状態がウソであったかのような激変ぶりで、それはダートでありながら時速？？？km / hのハイスピード巡航も可能なほどの路面状態なんだよな！
おお、こいつは凄げぇ！　現在地点の標高はおよそ250ｍ。標高729ｍの加須美峠から高低差479ｍここまで下ってくると、その後はもう下り坂らしい下り坂は現れず、ほとんど水平コースが続き、しかも、幅員は広くて路面は適度に踏み締められた最高のコンディション！　コース的にもストレートと緩いカーブが交互に現れるのがイイ感じです！
→ さらに美深歌登林道を進む！
→ 探索終了！
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