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道の両脇に広がる樹海の景色を眺めながら戻っていきますが、樹木の根っこが露出して地面を激しく這っているこ光景が青木ヶ原樹海の基本。 手付かずの貴重な原始林が広がっていますが、しかし、青木ヶ原樹海の森の貴重さと美しさについては話は別。やはり森は昼なお暗く、心ときめくような美しい森ではないというのが正直なところかと・・・。 |
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大量の落ち葉とコケに覆われて、ゴツゴツとした黒い表面はあまり見えていませんが、青木ヶ原樹海の地面を覆っている溶岩です。これのせいで場合によっては迂回しなければいけないほど、樹海の森の中は非常に歩きにくくなっています。
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樹海の中に延びる道沿いにはどこもかしこも同じように樹木が生えて同じ景色が広がりますが、先ほども述べたように、秋のこの季節だけはちょっと様子が変わります。黒々とした緑の木々の中でポツポツと真っ赤に紅葉した紅葉の木が混ざり、きれいなアクセントになって目を惹きつけてやみません。
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今来た道を引き返していくと分岐が現れました。設置された道標には「風穴駐車場→」と記されており、ここは行きがけに通ったはずの場所ですが、しかし、周囲の景色にはあまり覚えがなかったのが正直なところ。 たとえ遊歩道でも、ぼ〜っと歩いているとこの有様なので、樹海では道を外れて一歩森に立ち入ると、とても迷いやすいということが分かりますなぁ。 |
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地面から激しく突き上げるように盛り上がった溶岩。樹海の中ではこのような溶岩が障害物となってまっすぐ進めないため、現在地を見失って迷いやすいんだよな。
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地面に横たわり、緑のコケに厚く覆われて朽ち果てるのを待つだけとなった倒木の幹。樹海の中は倒木も多くて、不用意に足を乗せるとボキリと折れることがあるので注意。頑丈そうに見えても朽ちて意外と脆くなっています。
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うへぇ〜。倒木が散乱し、一面に深緑色の苔で覆われて陰気な雰囲気が漂う樹海の森の景色。溶岩の地面は見るからに歩きにくそうですが、青木ヶ原樹海はこのようにとても歩きにくい場所なので、自殺志願者も森の奥深くまでは進めず、比較的森の浅い地点、すなわち遊歩道から近い場所で死んでいることが多いそうですよ。
なので、道沿いの樹木や溶岩の陰にはなにが落ちているか知れたものではなく、それを思うとかなり不気味ですが、そこいら辺はあまり深く考えません。 |
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緑のコケを纏って地面から露出している黒々とした溶岩。ゴツゴツに角ばった特徴的な溶岩たちをよく眺めると、風穴を超ミニチュアサイズ化したように中身が空洞となっているものもありました。不気味に根を伸ばす樹木と共に、様々な形をした溶岩群はも青木ヶ原樹海の見どころの一つですね。
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樹海の森を覆って散乱する溶岩は手の平サイズのものから、ちょっとした丘のような特大サイズまで様々。今は冷え固まって黒々としていますが、巨大な溶岩塊を目の前に眺めていると、真っ赤に焼けた溶岩がドロっと流れて迫ってくる様子が想像できて、なかなかの迫力! そしてそんな溶岩塊の上に生えた樹木の姿もまた凄まじいです。
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そんな感じでゆっくりと道すがらの景色を眺めながら引き返していくと、やがて駐車場への出口が見えてきました。どうやら樹海で行方不明者になることなく、駐車場まで引き返してくることができたみたいですが、あはは、まあ当たり前だな。
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駐車場の片隅、樹海遊歩道の入口でご主人様の帰りを辛抱強く待っていたWR。2日も3日もここに置きっ放しにしたら、自殺志願者の遺留バイクと間違われるかもですが、あはは、さすがに小1時間程度ではそういうこともなかったぜぇ。 というわけで、明日の青木ヶ原樹海横断ダートの紅葉探索に備えて軽く樹海の様子を確かめたら、そろそろ本日の宿泊地である精進湖民宿村に向かいます。 |
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森の駅風穴の駐車場では真っ赤に紅葉した「イロハモミジ」を見かけましたが、陽射しが届きにくい樹海の中のモミジとは異なって、駐車場では日光がよく当たるので色付きの鮮度がより高かったな。 というわけで、樹海の中の紅葉は色付きという点では、国道や県道など幹線道路沿いの日当たりの良い場所で見かけるものには劣るみたい。しかし、その反面、紅葉を眺める場所のシチュエーションとしては、やはり樹海の中の方が勝ると思います。 |
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