2024 紅葉林道探索 〜 迷宮林道群と「木曽越峠」を目指して! 〜 11月10日(日)晴れ 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
3日目  中津川市 → 中津川市「加子母 Kashimo 中津川市 もどる  






ガソリン給油量 8.28L 給油回数 2回 ガソリン代 1565円 宿泊費 7950円 総走行距離 159.0 km トップへもどる
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お早うございます! 現在時刻は午前6時。中津川のビジホで迎えた紅葉林道探索3日目の朝ですが、部屋の窓から眺めた今朝の空の様子はこんな感じ。若干雲が出ていますが、うっすらと青空がのぞいており、今日の天気は問題なさそうです!







窓から外の天気を確認したら浴場で朝風呂を浴びてから朝食ですが、朝食無料ということでチェックイン時にを宿泊日数枚もらえる「ご朝食券」。

朝食は1Fのレストランでバイキング形式なので、朝食時間開始の午前6時30分になったら朝食券を握り締めて1Fのレストランに向かいますが、すでに食事時間開始を待つ宿泊客の長蛇の列ができていたので、しばらく待たされてしまいました。さっさと朝食を済ませて早く出発したいのは皆さん同じだったみたいです。







じゃじゃ〜ん、というわけでこれが今朝の朝食ですが、うわ、欲張り過ぎ! おかずを全種類と白いご飯、そしてパンと味噌汁にオレンジジュース、麻婆豆腐も忘れずに所狭しと皿に取り込みますが、あはは、庶民の悲しい性で、食べ放題のバイキングだとあれもこれもと強欲になってしまうのが困ったもんですなぁ。







そして食後のコーヒーをいただく頃には満腹で苦しくなっちゃいましたが、いつもの如く林道探索中は一切食事はしないので、たぶん今日は昼メシ抜き。なので朝食バイキングは「食い溜め」にちょうど良かったわい。ガッハッハ!







昨日と今日の連泊なので余計な荷物は部屋に残して、午前7時ちょっと過ぎに身軽な装備で木曽越峠周辺の支線ダート群に向かって出撃開始!







午前8時少し過ぎ、昨日と同じ塞の神トンネル出口の先にある松尾木曾谷林道のR257側の入口(1)に到着して、いよいよ支線ダート巡りを開始っ!

ホテルを出発直後、中津川ICそばの「ENEOSウエストポイントSS」でハイオクL / 194円で5.05L(980円)給油しておきましたが、今日は日曜日。本当は林道入口そばで給油したかったのですが、加子母近辺のGSはどこも休業で全滅状態なので、林道入口から遠く離れた中津川市街地で給油したというわけ。

そのせいで今日は林道探索中に、日曜営業のGSを見つけて給油しないといけなくなりましたが、まあ、仕方ないです。







R257から松尾木曾谷林道に入線し、そのままノンストップで進んで外ヶ洞作業同分岐(7)に到着しました。今日は支線ダート巡りに明け暮れるつもりですが、さすがに名も無き作業道分岐の全てを回ることは「林道の達人」以上の「林道の魔神」レベルでないと、時間的にも体力的にも無理な話。

なので支線ダートはある程度選んで探索していきますが、本日最初の攻撃目標は東万賀林道。そこまではノンストップで移動します。







外ヶ洞作業道分岐に到着したら左折してそのまま松尾木曾谷林道を進み、東万賀林道分岐(10)にやって来ました。切り返しで左に下っていくのが東万賀林道ですが、昨日も通りがかった場所なので、地図を眺める必要はなし!







さっしく東万賀林道に突入しますが、東万賀林道は松尾木曾谷林道から分岐して林道名由来の中津川市「万賀」地区とを延長距離2247mで結ぶ全線ダートの完抜け林道。ただし、松尾木曾谷林道からの入口に林道標は見当たらず、青い鉄板タイプの道標が設置されているだけなんだよな。







東万賀林道に入線すると、連続した下り坂でヒノキ林の中をなだらかに下っていきますが、路面状態は本線の松尾木曾谷林道と比較して明らかに走りやすい状態でした。砂利が細かいのでガタガタ感がちっともありません。







うっすらと緑の雑草が生えたワダチダートは見た目にも美しく、そしてお尻にも優しい状態。「こりゃいいわい!」と気分良く下っていくと、およそ680mほどで右折ダート分岐(38)が出現! さっそく立ち止まって様子をうかがってみます。







ゲートも設置されておらず自由通行状態であった右折ダートの様子。手持ちの地理院地図によれば延長380mほどの極短ピストンとのことで、ここは名無し系作業道くさかったです。入口に作業道を示すヒシ形は設置されていませんが、その代わり、山林所有者による「私道につき立ち入りを禁止」看板が設置されていました。







名のある作業道ではなかった右折分岐は直進して東万賀林道の探索を続行します。時にキツく、時になだらかにカーブを繰り返して徐々に標高を下げていきますが、雰囲気、路面状態共に東万賀林道は言うことなし! ただし、延長距離が短いのが玉に傷。鼻歌まじりのイイ感じでワダチダートを駆け下っていくと・・・。







やがて「白川(加子母)」支流の「白谷」を跨ぐコンクリ橋を渡った地点で東万賀林道は終点(39)を迎えます。結局、ここまでの間に東万賀林道を示す林道標はどこにも見つけられなかったですが、林道標ハンターとしてはそれがちと残念!







ちなみに東万賀林道の終点ですが、ここはダート十字路になっていて、白谷林道(画像左)および、名無し作業道(画像前方)の起点も兼ねているようです。ちょうど東万賀林道の短さに物足りなさを感じていたところなので、タイミングよく現れた白谷林道に乗り継いでみますが、その前にちょっと付近を散策。







ダート十字路の右折側は名無し作業道。見た目的にはすぐそこにある砂防ダムのたもとで行き止まりのように見えていますが、実は砂防ダムの先になおもダートは続き、380mほどの延長距離で白谷伝いに遡るコースになっています。気になる方は立ち入ってみてもいいですが、路面は石まみれにガレているのでそのつもりでね。







東万賀林道終点のダート十字路に掲げられている道標です。「中腹林道」は今やって来た東万賀林道、「白谷林道」は十字路直進方向、「万賀」は左折方向ですが、十字路右折側の砂防ダム方向については記載されていません。







道標では万賀と記されている十字路左折方向の様子ですが、この先数十メートルでダートは終了。路面は舗装化してそのまま白谷伝いに万賀地区に至ります。ひょっとしてこの先に東万賀林道の林道標でもないかと進んでみますが・・・。







林道標を見つけられないまま万賀地区(40)に至ってしまいました。これ以上進んでも仕方ないので白谷林道に向かうべく今来た道を引き返します。







ダート十字路に戻って来ました。ここから東万賀林道経由で松尾木曾谷林道へと引き返す前に白谷林道を探索しておきますが、その前に白谷林道を示す「林道の証」がないかと周囲を見回してみると・・・。







白谷林道入口の傍にはそれらしい看板が立っていますが、なんと、その足元には打ち捨てられたヒシ形が!「すわ林道標?!」と急ぎ駆け寄りますが・・・。







なあんだ、赤の塗装が色褪せたヒシ形をした「火の用心」看板でした。ヒシ形を見かけるとなんでも林道標に見えてしまうから困ったもんだぜぇ。あはは・・・。







そして「それらしい看板」ですが、こいつは昨日、小郷東林道終点付近で見かけたのと同じ「林道利用上の注意」看板だな。林道標ではないものの、「白谷林道」の文字が記載されているので、これによっても林道名が現地確認できますよ。







林道名を現地確認したらいざ白谷林道に突入! 白谷林道は林道名由来の白谷左岸の斜面にへばり付きながら、高低差およそ153mを一気に連続登坂していく延長距離1109mのフルダートのピストン林道。

白谷の険しい谷間を遡っていく林道なので、ダートもガレているかと思いきや、なかなかかどうして! 入線直後は左に万賀集落を見下ろしつつの、小砂利系の快適ワダチダートが続いていたんだよな!







林道から見渡せる万賀集落の眺めですが、うわ、なんてこった! すぐ目の前には広大な墓地が・・・。林道沿いに墓地を見かけることはたまにありますが、ここ白谷林道には日没後とか夕闇迫る時刻には絶対に近づきたくない。







左手に墓地を見下ろした後はすぐさま右に切り返し、その後もガンガンに登坂していく白谷林道。地形的にはなかなか険しいコースですが、路面状態は良好につき、エンジンにモノを言わせた走りで軽快に進めてしまいます。







しかし、それでもここはピストンです。やがて白谷支流の沢を跨ぐコンクリ橋を渡りますが、この辺りから状況が変化してきました。路面に蔓延る雑草が増えてダートが若干湿り気を帯びて土質化してしまいます。







おお、ギリギリを攻めているなぁ! おそらく林道では最強の四輪車両、すなわち軽トラのものと思われますが、そのタイヤ跡が全く余裕のない崖落ち寸前な地点にくっきりと刻み付けられているじゃないですか! コースアウトしないまでも、雨などで路肩の地盤が緩んでいたらと考えると・・・結構怖いです。

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