濁沢を横切る沈下橋のような長い堰堤上を通過中します。堰堤は沢水を流す導管が組み込まれた構造になっており、渡河中には広大な濁沢の河川敷の様子を遮るものなくはっきり眺めることができました。なかなか爽快かつワイルドな地点です。
→濁沢(上流)を眺める! →濁沢(下流)を眺める! |
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濁沢を渡りきると再び舗装区間が現れますが、渡河直後の地点にはご覧のような「長野県西部地震災害復旧治山工事施行地 中部森林管理局」と記された巨大な看板が立ち並んでいました。遠目にもはっきりと読めるようにとのことでしょうが、1文字に1看板を使用した贅沢なつくりで、なんともこれみよがしなアピールです。 | |
濁沢を渡ると対岸の山肌に取り付いて登坂していきますが、舗装路はなおも続いてしばらくは途切れる気配がありません。なので、ここは黙々と前進するのみですが、しばらく進むと現れるのがこの分岐地点。御岳御厩野線本道は右側で、ここから下る左側は「濁川保安林管理道」なる存在に。この管理道、県別某マッ◯ルなどではピストンとして記されていますが、実は◯◯へと抜けており、そしてまさにここが御岳御厩野林道 「伝上川〜鞍掛峠」区間へのす◯抜◯アプローチが現状では唯一可能な地点にもなっています。ただし、その脇が甘いというだけで、管理道にもゲートはきっちり存在しているので悪しからず。おっと、またしても語り過ぎてしまったようですね。 | |
管理道分岐を過ぎて登り坂を少し進むと「展望台」とだけ記された道しるべの立つ分岐が現れました。舗装路が続く左折側はその名の通り御嶽山が一望できる展望台入口で、前方に見えているダートこそが御岳御厩野林道本線となっています。というわけで、その大半が舗装路状態になっている御岳御厩野林道の「伝上川〜展望台入口」区間はこれで走破!
→展望台に立ち寄る! |
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展望台にて一大パノラマを堪能、いよいよ続く「展望台入口〜王滝林道分岐地点」区間の探索を開始しますが、復帰したダートに進んだすぐ先の地点にはゲートが出現。建前上では一般車が通過することはないので、もちろんここはオープン状態になっていましたけどね。ただし、もしもここが閉じられていたならば、その構造上、強◯突◯は完全に不可能でしょう。 | |
「幕岩林道発見!」ゲート地点を通過、その後少しばかり前進すると右手に下るダート分岐がありましたよ。入口に設置された杭状の林道標によれば、これは幕岩林道とのこと。ぱっと見した限りでは特に荒れているような様子もなかったですが、これはおそらくピストンでしょう。なお、これより先の区間では支線分岐が大量に現れますが、名のある支線の入口には林道標が設置されているのですが、それでもかなり紛らわしい箇所もあるので、やや注意が必要かもしれません。 →幕岩林道に突入! |
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これまでとは変わってどことなく幅員が狭まり、山深さが一挙に深まった趣の御岳御厩野林道のダートを進みます。御岳御厩野林道はその延長距離が長大なため、区間によって路面状況が著しく変化することは先述しましたが、それと同時に関係車両の通行さえも基本的には途絶えてしまった区間というものが存在するようで、この「展望台入口〜王滝林道分岐地点」および、その先の「王滝林道分岐地点〜上黒沢林道分岐地点」区間はその雰囲気が濃厚に。なので、上記2区間については突発的な落石によって通行不可能に陥っていることも大いにあり得るでしょう。 | |
ダートの道筋はしっかりしていますが、進みにつれて路面に散乱する拳大の石ころが目立ち始めました。まだこの地点では走りにくいということもないですが、何となくその先の荒れを予感させる状態です。へへ、こいつはなんだか面白そうな展開になってきましたよ! | |
路面をうっすらと雑草が覆って隠されがちなワダチ状態のダートが続きます。この区間が決して放棄されているのではないことは分かりますが、と同時に、最低限の路面メンテのみで永らく放置されていることも分かります。 | |
その後行く手にコンクリ橋が現れました。さすがにいちいち橋の名称までは覚えていませんが、確かここは下黒沢に架かる橋であったような気がします。
→下黒沢上流を眺める! →下黒沢下流を眺める! |
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下黒沢のコンクリ橋を渡り、その対岸を回り込むようにして急峻な崖沿いに進みます。そしてここでもご多分にもれず崖崩れ跡がありました。落石でビリビリに突き破れた防護ネットが無惨な姿を晒し、路肩には山岳ダートらしく大量の土砂と岩屑が堆積。すでに復旧状態にありましたけど。 | |
崖っぷちの崖崩れ跡を過ぎると路面状態が一挙に悪化。まるで河原のように大きな石つぶてが一面にびっしりと! オフバイクの機動力を持ってすればさほど問題はないですが、ガタガタと尻に伝わる震動は大きく、走りにくいことには変わりありません。う〜ん、予想通りというか、次第に荒れてきたなぁ・・・。 | |
「やった! 下黒沢林道発見!」その後も一進一退で河原のような岩コロダートが続きますが、その途中にて現れたのが、直角に右折分岐していた下黒沢林道です。この支線林道は県別地図にも道筋が記載されており、先ほど渡った下黒沢沿いにさらに山中深くへと延びている模様。ただし、もしもその入口に林道標が設置されていなかったならば、作業道にも見えてしまうかもしれません。
→下黒沢林道の様子をうかがう! →下黒沢林道に突入! |
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とはいっても、本道である御岳御厩野林道もこの付近では似たような雰囲気です。下黒沢林道分岐地点から本道の行く手を眺めてみるとこんな感じに。岩ころまみれの細道が作業道っぽく濃ゆきクマザサの藪の中に延びていましたよ。どっちもどっちですね、あはは。 | |
下黒沢林道分岐を過ぎると、立て続けにもう1箇所分岐地点が現れます。名のある支線林道の分岐地点には必ず林道標が設置されている御岳御厩野林道ですが、ここだけは唯一の例外。標識類は一切存在していませんが、実は右手が御岳御厩野林道本線、左手は王滝林道となっています。ちなみにこの王滝林道は県486号線から続く1本道をさらに遡った「滝越」地区へと接続しており、王滝林道は御岳御厩野林道へのアプローチ林道なのですが、 当然ながら途中にはチェーンゲートおよび鉄壁ゲートが存在しているため、滝越地区からここにやって来ることは不可能。というわけで、やや荒れている「展望台入口〜王滝林道分岐地点」区間はここまで。次は御岳御厩野林道では最も荒れているハードな「王滝林道分岐地点〜上黒沢林道分岐地点」区間へと突入しちゃいますよ!
→王滝林道に突入! →もう飽きた・・・ →さらに御岳御厩野林道を進む! |
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