見えているのは果てしなき水平線と大海原だけ |
[1]帰りの乗船手続き [2]帰りのバイク輸送の手続き [3]橘丸到着! [4]さらば三宅島! [5]橘丸船内散策 [6]東京(竹芝桟橋)到着! |
もはやデッキから見えているのは水平線の広がる大海原だけ。いつまでも海風に吹かれてボーッと眺めていても仕方ないので船内に入ります。この後は東京到着まで特に眺める景色もなくてやることもないので、2等寝台でゴロゴロ昼寝しながら過ごすつもりですが、その前に昼食がてら軽く船内の散策をしておきますよ。
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二段ベッドが連なる橘丸の2等寝台 |
予約しておいた2等寝台です。カイコ棚になった狭い二段ベット式ですが、あぐらを描いて座れるだけの高さはあるので、昼寝はもちろん、足を伸ばしてなにかを食べたり、読書することもできます。コンセントも備わっているのでスマホの充電も可能。 そしてこの2等寝台ですが、カーテンを閉めればプライバシーも一応は保たれますが、他人の話し声だけはよく聞こえるので、いつまでも喋りまくるオバはんグループや、宴会で騒ぐおっさんグループがそばにいるとうるさくて最悪・・・かな。 東京発の場合は夜行便になるのでその心配もないですが、逆に東京に戻る場合は昼間の便なので、ほとんどの人は昼寝をして静かに時間を過ごしていますが、運が悪いと延々と続く話し声がうるさくて昼寝もできなかったりします。 |
売り切れメニューも結構ありました |
橘丸にある船内レストランの食券機です。当日は島の宿で朝食を食べただけなので、ランチになにか食べてみようかとやってきました。昨年の八丈島林道探索でも東海汽船の橘丸にはお世話になっていますが、その時はなぜか利用しなかったんだよなぁ。 というわけでメニューは色々あるようですが、 カツカレー1100円、ジャンボエビフライカレー1150円 かき揚げうどん600円、かき揚げそば600円、トースト300円、焼鮭定食700円 コリコリ軟骨揚げ500円、鶏の唐揚げ700円、フライドポテト400円、明日葉そば600円 三宅島明日葉アイスクリーム400円、抹茶フォンダンケーキ400円 コーヒー(ホット&アイス)400円 については「品切れ」というか、食券機のボタンに「バツ印」がついていてダメでした。というわけでこの時注文できたのは、 橘セットA1000円、カレーライス800円、明日葉カレー800円、橘オムライス900円 カルビ丼900円、きつねうどん600円、きつねそば600円、ホットケーキ400円、 カレーうどん(そば)半ライス付800円、辛味ちゃんぽん900円、焼き餃子600円、 釜揚げしらす丼750円、枝豆400円、おでん600円、ソーセージ盛合せ(5本)500円 だけだったかな。飲み物についてはアルコール類が豊富でしたが、残念ながらコーヒーはホット、アイス共に売り切れ・・・。 小笠原島レモンチューハイ350円、瓶ビール600円、生ビール(中)700円、松竹梅日本酒500円、スパークリング清酒澪400円、盛若水割り500円、雄山一水割り500円、若盛ボトルセット3500円、雄山一ボトルセット3500円、レモンサワー450円、青りんごサワー450円、ウーロン割り450円、コーラ400円、オレンジジュース400円、ジンジャーエール400円、ウーロン茶400円、テイクアウト用氷250円 |
なぬ、ジャンボエビフライカレーが売り切れ?! |
これは船内レストランのおすすめメニューでしょうか。自販機の傍には写真も張り出されていましたが、ガーン! おすすめであるはずのジャンボエビフライカレーと橘丸オムライスは食券機にバツ印がついていたんだよな〜。 三宅島航路は前夜の八丈島行きがそのまま折り返して東京行きになるので、八丈島行きの時点で売り切れてしまったのでしょうか? というわけで、東京行きの便では提供メニューがかなり少なくなっているみたい。まあ、仕方ないですけどね。 |
お財布にも優しくて美味しいのはこれ! |
というわけで、今回も船内レストランは利用せず「カップヌードル」。船内レストラン入口脇の給湯できる自販機で売られていますよ。あらかじめ好みのカップ麺を持ち込んで、お湯だけ注ぐというのもOK! ノーマルなカレーライス(800円)ならありましたが、この時は普通に美味しそうなカツカレーもしくはジャンボエビフライカレーがどうしても食べたかったのですが、それがどちらもなかったので、まあ、仕方のない選択だったぜぇ・・・。 |
カップヌードル片手に食べ場所を探して彷徨います |
自販機でカップヌードルを買い、お湯を入れたらデッキに向かいます。自販機脇のカウンターですすってもいいのですが、どうせならば海風に吹かれながら海を眺めつつ食べたいと・・・。しかし、エンジン音がうるさい煙突の真横はその場所ではないな。
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おお、ここならばズズッと美味しく食えそうだぜぇ! |
お、ちょうどいい場所がありました。麺が伸びてしまわないように早足でカップヌードル片手に船内をうろつき回るのもカッコ悪かったですが、ここならいいですね。階段を登った船首に近い上部デッキです。
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フ・・・、大海原を眺めながら食べると味もまた格別! |
どこで食べても絵になるカップヌードル。そして海風に吹かれながらハフハフと食べるその味はまた格別なんだよなぁ。というわけで、どこまでも果てしなく広がる太平洋の水平線を眺めながら、スープも一滴も残さず美味しくいただきました!
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そういえば橘丸にはペットルームもあったんだっけ |
これはペットルームがですね。ペットは一辺が45cmいないのケージやカゴに入れれば同伴で乗船でき、その場合はここに置いておくみたいです。もちろんペット乗船券が必要で、東京〜三宅島は3370円、東京〜八丈島は3760円になっています。 ただし、混雑期には持ち込みを断られる場合もあるそうで、中を覗いてみましたが、さすがにGWだったこの時には1匹もいなかったです。 |
船内に掲げられる到着予定時刻 |
えぇ、御蔵島は欠航?! 船内には橘丸が寄航する各島への到着および出発時刻が掲げられていましたが、なんと、三宅島の前に寄航するはずだった御蔵島には接岸できなかったみたいです。三宅島から乗船する時も横揺れが大きくて少し心配になりましたが、そうか、御蔵島は欠航になったのか・・・。 ちなみに運行状況板のそばにはプロペラと大きな目玉のついた橘丸のマスコットが置かれていました。よく分かりませんが、これって「クルボン」っていうみたいです。 |
こういうのも東海汽船さんにはあるみたいですよ |
船内に張り出されていた東海汽船のラインアットのポスター。これでお友だち登録してもらい、東海汽船の情報やの発信や、東海汽船関連の施設で使えるお得な期間限定クーポンを発信しているみたい。でも、こんなのがあるなんて知らなかったなぁ。
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う〜ん、こういうのは発見したくない! |
はて? 「何」ってなーに? 船内に張り出されていたポスターですが、赤い紙袋が描かれています。なんのこっちゃと思ってしまいましたが、テロを警戒する不審物注意のポスターでした。赤い紙袋は爆弾入りかもしれない怪しい紙袋だったんですね。 「さわらない、ふまない、けとばさない」「いつもと違うな」「何かおかしいな」と思ったら迷わず警察に連絡するよう記載されていました。しかし、大海原の上では速攻で海に投げ捨ててしまうのが早くて確実・・・かも。 |
必要な方は運試しを兼ねてレンタル毛布をぜひ! |
なんと! 船内で毛布(100円)を借りると、東海汽船の商品券やコーヒーチケット、オリジナルグッズ券が当たるチャンスがあるそうですよ。商品券とコーヒーチケットは毎月30名、グッズ券は毎月20名様だって! ちなみに「当たり」の場合は毛布にチケットが挟んであるそうです。毛布一枚借りるだけでワクワク感が楽しめますが、東海汽船さん、味なことをしてくれるぜぇ。 |
揺れのほとんど感じられない船内エレベーター |
これは船内エレベーター。お年寄りや、体が不自由な方、重い荷物を持っている場合などは利用してもいいですが、それ以外は普通に階段を歩いて登り下りした方が早いかもしれません。特に必要はなかったですが、とりあえず乗ってみました。
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結局、帰りは昼寝して過ごす時間が大半だったりします |
というわけで、カップヌードルで昼食を済ませて船内を適当にぶらついたら自分の寝台に戻ります。カーテンを閉めれば密室状態になり、東京行きの場合は枕と毛布があるので昼寝には最適ですが、眠れないとかなり退屈です。窓がないのでゴロンと横になってスマホで音楽を聴くか、目を閉じてじっとしているしかないんだよな〜。
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