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い〜い〜湯〜だ〜な〜、あははんっと。お早うございます! 能代市の船沢温泉で迎えた旅の4日目ですが、まずは朝食前の朝風呂で1日をスタートしますが、誰もいない温泉を独り占めして一番風呂でいただく朝風呂が最高に気持ちいいぜぇ。
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今朝は午前5時半起床。朝風呂に入ってから7時半に食堂で朝食ですが、あぁ、やっぱり朝食にもラップがかけられていました。早朝は従業員のお姉さんがまだ出勤してこないので、たぶんこれは昨日のうちに作り置きしておいたものでしょう。
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船沢温泉はグルメ旅館ではないので作り置きは別にいいですが、おかずは塩ジャケとウインナー炒め、目玉焼きかぁ。献立的には悪くないじゃん! というわけでこの日の船沢温泉の朝の献立は以下の通り。 塩ジャケ・ウインナー炒め・目玉焼き・キュウリとトマトのサラダ・キンピラゴボウ 納豆・味付けノリ・タクワン・梅干し・豆腐とワカメの味噌汁・白いごはん |
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カウンターに置かれたジャーからセルフでご飯をよそい、ポットから碗に熱い味噌汁を注ぎ、テレビの前に陣取って朝のニュースを眺めながら朝食をいただきます。白いご飯はNKGにしてお代わり3杯食べてお腹いっぱいになりました。
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朝食を済ませたら、出勤してきた受付のお姉さんに宿泊料金8150円を支払って船沢温泉を出発しますが、ひょぇ〜、建物から一歩外に出た瞬間の朝の空気の寒いこと! 積雪量こそ少ないですが、気温の低さだけはさすが秋田県。 ちなみに今日の宿泊地は青森県「青森市」のみちのく深沢温泉。あの雪中行軍遭難事件で有名な八甲田山中にある温泉一軒宿ですが、いきなり向かうのではなくて、能代からは日本海沿いに北上してまずは津軽半島を目指してみます。 |
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船沢温泉を出発したら能代の市街地を抜けて米代川を渡り、R101をまっすぐに「八峰町」へと北上していきます。 やがて左手に荒波打ち寄せる日本海を、右手には秋田県と青森県にまたがる白神山地の山々を眺めながら進んでいきますが、白神山地の南端に位置するこの辺りの山も、かつて林道探索で訪れた場所。画像は夏真っ盛りな頃の「藤里町」の山々ですが、ここを訪れたのは7年前の2018(平成30)年8月のこと。 |
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能代市の北東、八峰町の東に位置する藤里町の「巣波里湖」から、山深い上流の深山地帯へと分け入る長距離ピストンの粕毛林道。この林道はピストンながらも支線林道分岐がとにかく多く、それこそ1日がかりでダートが楽しめたんだよな!
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秋田県の最北西端の八峰町に入って日本海の海岸伝いに進んでいくと、やがて青森県「深浦町」に入りますが、深浦町で忘れてはいけないのが、通称「白神ライン」こと県28号(岩崎西目屋弘前線)ですね。 白神ラインは1962(昭和37)年に「弘西林道」として着工され、1973(昭和48)年に12年の歳月をかけて完成。1981(昭和56)年に県道に昇格され、青森県を訪れた林道ライダーならば必ずやって来るといわれたほどのメジャーなダート県道。 かつては深浦町から「西目屋村」への通り抜けはもちろん、「津軽峠」付近から分岐して湯段温泉に至る四兵衛林道の探索も同時に楽しめたのですが、岩崎ゲート〜津軽峠間は2022(令和4)年に発生した災害で全面通行止めとなり、現在も復旧のメドは全く立っておらず、もう数年に渡って通り抜けられない残念な状況が続いています。 |
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そしてかつて白神ラインとそこから分岐する支線林道を探索した時以来、何度かお世話になったのがJR五能線「陸奥岩崎駅」そばにある「白神温泉静観荘」。 建物の古さとやる気のないサービスの悪さによって、口コミでもかなり評判が悪く、決してお勧めできる宿ではないのですが、しかし、実は湯の素晴らしさと、夕食の豪華さだけは県内でもトップクラスを密かに誇ります。だけど温泉と料理以外はまるっきしポンコツなので、ここ数年は通りがかっても宿泊していないけどさ・・・。 |
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そんな白神温泉静観荘がある陸奥岩崎駅前を通り過ぎて深浦に到着したら小休止。ここは深浦町役場がある町の中心地で、JR五能線「深浦駅」そばに海に面したファミマがあったので買い物がてら付近を散策して海を眺めておきました。
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R101の鯵ヶ沢方向を眺めると、海に突き出た岬のような鼻が見えていましたが、先端のひときわ大きい塊は深浦の町の名所で「大岩」というのだそうです。そういえばすぐそばには弘南バスの「大岩入口バス停」もありました。
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たくさんのウミネコが大岩の上空をギャーギャー鳴きながら飛び回っていましたが、大岩へは岸からコンクリ歩道が通じていて、小さく柵が見えていますが、頂上まで歩いて行くことができるみたいです。しかし、真冬の海風は最高に冷たくて、とてもじゃないけど、吹き晒しになったあの場所まで行く気は起きなかったぜぇ。
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深浦駅の正面に広がる日本海の海と岸辺の岩礁。ここでもウミネコがぎゃーぎゃー鳴きながら飛び回っていましたが、よく見ると、岩礁の上では小さな白いケシ粒をぱっと散らしたみたいに、数え切れないほどのウミネコたちが羽を休めています。
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深浦を出発したらR101を再び北上して「鯵ヶ沢町」に向かいますが、途中、JR五能線「追良瀬駅」の手前で「追良瀬川」を渡りますが、その追良瀬川伝いに白神山地の奥深くへと分け入る林道が追良瀬川林道。 追良瀬川林道は地図上では白神ラインに繋がっており、かつて白神ラインへの通り抜けを目論んだことがありますが、滅茶苦茶に荒れまくった事実上の廃道化により、その企てを打ち砕かれてしまったのも今は懐かしい思い出です。 |
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R101を再び北上して「鯵ヶ沢町」に入ったら「北浮田町」で左折して「屏風山広域農道」に入ります。通称「メロンロード」と呼ばれる屏風山広域農道は津軽半島西海岸の「七里長浜」沿いに鯵ヶ沢から「十三湖」の西岸とを結ぶ2車線舗装の道。 メロンロードに入ると、七里長浜背後の「屏風山砂丘」に点在するメロン畑やスイカ畑を横切り、道すがらには多くの砂丘湖や沼、溜池、湿地が点在しています。とりあえず十三湖を目指しますが、目的は十三湖ではなくて、砂丘地帯の中に淋しく点在する真冬の沼と湿地の雪景色。前々から眺めたいと思っていたんだよな。 |
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ちなみに屏風山広域農道は12月1日〜3月31日間は冬季通行止めとなります。しかし、近年は積雪量が以前に比べて少なくなっているので、地元車は気にせず普通に通っていますが、これはメロンロードに入ってすぐに現れる「北浮田風力発電所」。 といっても総出力1990kwの風車がたった1基あるだけ。普通、風力発電所というと巨大な風車が何基も立っていると思いがちですが、このような極めて小規模の発電所もあるんですね。なお、事業者は「グリーンエネルギー浮田」。 |
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北浮田風力発電所を過ぎてメロンロードを進んでいくと、道すがらに沼が現れました。全面凍結には至っていませんでしたが、沼なのか溜池なのか不明。
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七里長浜の背後に連なる屏風山砂丘の砂丘列を突っ切って延びるメロンロードの道すがらには、とにかく水辺が多くて、地理院地図をざっと眺めただけでも長沼とか唸沼、作沼、冷水沼、緩沢溜池などがあり、名もなき小さな溜池や沼もびっしりと! わりと有名な所では「ベンセ湿原」があるので、ツーリングで訪れたことのある方もいるかもしれませんが、また、道すがらには沼や湿地に囲まれた標高が僅か56.6mしかない「天皇山」なんて山があったりもします。 |
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そしてさらにメロンロードを進んでいくとシャーベット状になった積雪まみれの橋が現れましたが、これは河川に架かる橋ではなくて、東西に細長い沼の中央部を分断するかのように横断して渡る橋。屏風山広域農道は畑があろうと沼があろうと、基本的にはそれらを突っ切るように直線主体で建設されたんですね。
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沼を横断する橋上から右手を眺めてみると、沼面は真っ白! とてもその下に水が湛えられているように見えませんが、これは沼が全面凍結していたため。 なお、沼岸にそびえ立つ風車は2020(令和2)年3月に運転を開始した「つがる南風力発電所」の11号機。「まほろば風力発電」が」所有する11基の風車のうち1つで、農地の一部が発電所に利用されており、その代わり東北電力への売電収入の一部が地域の農林漁業の発展に資する取り組みに活用されているというわけ。 ちなみに風車はドイツのエネルコン社製の「E82E2」。ローターの直径は82m、ハブの高さは78mあって出力は2300kw。 |
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うぅ、寒ぶっ! 身体の芯から凍えてしまいそうな寒々とした景色ですが、こちらは橋上から左手方向で、細長い沼の様子がよく見えています。沼面は灰色に凍りつき、氷上には雪が不思議な文様を描いて積もっていました。
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沼面には丸い文様がそこかしこに。そこだけ凍結しておらず、なので白くなっていませんが、でもどうしてこのような形になるのでしょうか?
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なんともいえない不可思議な形。凍りついた沼面に積もった雪が風で吹き飛ばされてこのような形になったと思われますが、自然の神秘?
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これはメロンロードの右手に現れた「大堤」。東西に1km、幅は150mほどの細長い形をした溜池だと思われますが、広々とした水面は完全に凍結しており、そこに雪が一面に白く積もって陸地と水面の区別がつきません。
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続いて「堀切溜池」のすぐ傍を通過。ここからも無数に立ち並ぶ風力発電の風車が見えていますが、風車乱立につき、もはや発電所名は不明。 ちなみに青森県の日本海側の海岸には風力発電の事業者がひしめいていますが、中には珍しい風力発電所もあります。深浦町の「黄金崎不老不死温泉」は温泉旅館で有名ですが、実は出力400kwの小さな風車が1基あるだけの風力発電所「株式会社黄金崎不老不死温泉400kw風力発電設備」を所有しています。 青森県の風力発電社はほとんどが東北電力への売電目的で発電していますが、黄金崎不老不死温泉の場合は温泉旅館施設に使う自家用。年中吹きまくる強風を利用できないかと、2000(平成12)年に風車を設置したそうですよ。 |
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