ワレ西上作戦開始セリ! 猛暑の山と海の林道探索ツーリング 7月21日(日)晴れ 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
2日目[10]  → 敦賀市「敦賀トンネル温泉 北国グランドホテル もどる  






ガソリン給油量 7.94L 給油回数2回 ガソリン代 1455円 高速代 1030円 総走行距離 175.1km トップへもどる


黒河林道アシ谷支線分岐直後に現れる三号橋を渡って進んでいくと、ここにも林道標が設置されているのを発見。横長方形をした昔ながらの鉄板タイプのやつでしたが、赤茶色のサビにまみれてくたびれ果てた姿が味わい深かったなぁ。







ここは黒河林道です
林道名については「黒河林道」とのみ記されているのではなくて、なぜかわざわざ「ここは黒河林道です」と話し言葉調で記されています。







右手に黒河林道の流れを眺めつつ、そのルーツが林鉄軌道の鉄路であった黒河林道のダートをたどって進みます。相変わらず川遊びの行楽客の車が多く、やたらすれ違うのが林道探索的には落ち着かなかったかったですが、まあ、仕方ないか。







林道のすぐ傍を流れる黒河川の渓の眺め。流れる水は僅かにエメラルドグリーンがかって見ためにも涼しげでとてもきれい! 川岸は荒々しい岩場ではなくて、なぜか土砂が堆積して砂場ができているので、川遊びに適しているのでしょう。







その後、黒河川を右手に眺めつつ進んでいくと、その先で欄干が消失して沈下橋のようになった「六号橋」が現れます。対岸の路肩に駐車された行楽客の車が見えていましたが、ここは川遊び目的の行楽客の車が本当に多いなぁ。







やがて左路肩に林道標が設置されている地点に差しかかります。なぜここに林道標が設置されているのか不明ですが、その直後の左カーブを曲がってみると・・・。







その直後に「七号橋」が現れますが、1本の鎖で行手が封鎖された見覚えのあるこの七号橋こそが、昨日滋賀県側からアプローチして撤退した地点なんだよな! 昨日はこのチェーンゲートによって滋賀県から福井県への通り抜けが叶わず、仕方ないのでその翌日の今日、今度は福井県からアプローチをかけたというわけ。







チェーンゲートを振り返るとこんな感じ。市販の県別地図にも滋賀県マキノ町白谷へと至る林道ルートが記載されているため、黒河林道に立ち入ってくる車は多いのですが、チェーンゲートによってその全てがシャットアウト。全ての車がここでUターンしていきますが、残念ながらそれはオフバイクも同じなんだよな〜。







というわけで、尋常なことでは◯行突◯不可能な黒河川に架かる七号橋に設置されたチェーンゲートですが、ゲートを挟んで滋賀県側と福井県側の両区間を探索したのでとりあえず目的は達成。その場でWRを反転させて黒河林道を引き返し、「黒河マキノ林道→マキノ林道→黒河林道」ルートの探索は終了です!

ちなみに当初の計画では黒河林道を退出したら、滋賀県「長浜市」に移動して琵琶湖北端に位置する「余呉湖」周辺の林道群を探索調査するはずでしたが、しかし、気温は37度にも達し、ぶっ倒れそうなほどの猛烈な暑さに耐えかねてギブアップ。時刻はまだ午後2時でしたが、北国グランドホテルへと逃げ帰ることにしておきました。







黒河林道を退出したら県211→R27と進んで宿のある敦賀市街地を目指しますが、国道に入ったところにあった「セルフ敦賀西バイパスSS」で本日2回目の給油。

ハイオクL / 185円で4.51L / 834円の給油を済ませたら、北陸道「敦賀IC」入口手前の「古河交差点」でR27から右に折れて、市街地を見下ろす高台にある敦賀トンネル温泉までようやく戻ってきました。







北国グランドホテルに戻ったら、玄関脇の「俺専用」にしておいた昨日と同じ位置にWRをピットイン。まだ暑い盛りの真昼間でしたが、すでにチェックイン開始時刻の午後2時30分は過ぎていたので、メット片手に部屋に直行します。







部屋に戻ってきました。朝、出発時にクーラーは切っておいたのですが、部屋に戻ってみるといつの間にかスッチがオンされていました。おかげで部屋は涼しかったですが、たぶん中居さんが事前にスイッチを入れておいてくれたのだと思います。

もしもスイッチオフ状態で部屋を閉め切った状態のままならば、部屋の中は蒸し風呂状態になっていただけに、なかなか嬉しい心遣いだったぜぇ! ちなみに今年の夏の暑さは過去120年間で最高。それは地球温暖化による明らかな気候変動であり、温暖化によって日本列島はマジでやばいことになってるような気が・・・。







おお、洗濯物も乾いているな! 昨日、大量の汗とゲリラ豪雨でびしょ濡れになった衣類を部屋のユニットバスで洗濯して干しておいたのですが、完璧です!







しめしめ、ベランダの柵に干しておいたジーパンも完璧に乾いているな! 通常、2〜3泊程度の林道ツーリングならば替えのジーパンなんぞ持参しませんが、今回は汗でグジュグジュになることを見越して、荷物にはなるけど敢えて替えの2着目を持参しておいたのですが、結果的にはそれが正解だったかな。

というわけで明日は宿で洗濯してきれいになった1着目のジーパンを履きますが、替えとして持参した2着目のジーパンは今日の林道探索中にかいた汗によって、とても履く気になれないほどベトベトになっているし・・・。







そして宿に戻ったらなにはともあれ温泉大浴場に直行しますが、さすがにこの時間に入浴客はおらず、今日も一番風呂をいただき!







ふぅ〜、敦賀トンネル温泉の熱い湯が全身に染み渡るぜぇ! 真夏の林道探索で全身汗まみれのベトベトとなり、不快感が極限にまで高まった直後に入る温泉のとてつもなく気持ち良いことよ。いやぁ〜、マジで生き返るわい!







湯上りの脱衣所にて。そろそろ午後4時ですが、大浴場に向かったのが午後3時だったので、かれこれ1時間近くも長湯してしまいました。







温泉分析書別表
源泉名 / 敦賀トンネル温泉
源泉所在地 / 福井県敦賀市新保字ヌケドアマヤケ2の1(北陸トンネル内)
温泉分析申請者 / 福井県敦賀市中央2丁目1-1 敦賀市長 渕上隆信
泉質 / アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性低温泉)

分析結果による療養泉分類に基づく浴用の禁忌証、適応症等は
環境省自然環境局長通知(平成26年7月1日)環自総発第1407012号によれば次の通りである。

浴用の禁忌証
一般的禁忌症
病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、
少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、
消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性憎悪期
泉質別禁忌症 / 該当項目なし

浴用の適応症
一般的適応症
筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、
打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、
胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、
軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、
ストレスによる諸病状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進

泉質別適応症 / 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
分析結果による療養泉分類及び含有成分に基づく飲用の禁忌症、適応症等は
環境省自然環境局長通知(平成26年7月1日)環自総発第1407012号及び
環境省自然環境自然環境整備担当参事官通知(平成26年7月1日)環自総発第1407012号によれば次の通りである。

飲用の禁忌症 / 含有成分別禁忌症 / 該当項目なし
飲用の適応症状 / 泉質別適応症 / 該当項目なし
脱衣所に掲げられていた温泉分析表。なぜか源泉温度が記されていませんでしたが、源泉所在地は「敦賀市新保字ヌケドアマヤケ2の1」であるとのこと。

それにしても「ヌケドアマヤケ」とは聞きなれない地名ですが、それもそのはず。敦賀トンネル温泉はその名の通り源泉が北陸トンネル内に湧く温泉。したがって源泉所在地のヌケドアマヤケというのは北陸トンネル内の地名なんですね。







浴槽水のレジオネラ属菌等検査結果について
先日実施しました浴槽水検査について、下記のとおり水質基準に適合していましたので通知します。
今後とも循環式浴槽の適正な維持管理についてご配慮願います。

採水日時 令和5年7月31日 11:45
採水場所 / 大浴場

検査項目 / レジオネラ属菌  検査結果 / 10CFU / 100ml未満  判定 / 適
水質基準 / 検出されないこと(10CFU / 100ml未満)

検査項目 / 大腸菌群  検査結果 / 0個 / ml  判定 / 適
水質基準 / 1個 / ml以下

福井県二州保健所 生活衛生化
うむ、ここは源泉掛け流しではなくて循環式なのか。その循環式の理由ですが、衛生面の他に源泉温度が低いことも理由の一つらしいです。つまり、源泉温度が低いので加熱しますが、その熱を無駄にさせないために湯を循環させてるというわけ。







温泉で林道探索の汗を流し、入浴後は部屋で昼寝をしてまったりと過ごしましたが、やがてお待ちかねの夕食タイム! 北国グランドホテルでは今日はどのようなご馳走が出してくれるのか実に楽しみでしたが、今日の献立は以下の通り。

鯛しゃぶ近江牛のステーキお刺身四種カレイの煮付け天ぷらピリ辛クラゲ
お新香味噌汁白いご飯デザート(メロン)

ちなみに「近江牛のステーキ」は宿を連泊したことのサービスでした。他の宿泊客のテーブルに近江牛は提供されておらず、かといって別料金で頼んだ覚えはないし、「席を間違えている?」と思ってしまいましたが、そういうことらしかったです。







では、いただきまーす! なにはともあれ、まずはキリンでセルフ乾杯。キンキンに冷えたやつを喉の奥にグビグビっと流し込んでから夕食はスタート!

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