2024 絶海の孤島「利島」林道探索 弾丸ツーリング 5月12日(日)曇りのち雨のち晴れ 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
2日目[7]  民宿かねに荘〜宮沢林道探索〜さらば利島!! もどる  






宿泊費 / 10000円 フェリー運賃 / 4470円 バイク輸送運賃 / 9881円 有料道路代 / 830円 トップへもどる


その後、カーペット敷きの2等船室で大勢の乗船客に紛れて寝っ転がって昼寝することおよそ1時間半。昼寝のし過ぎでもう眠れなくなってきたので甲板に出てみると、伊豆半島の陸地が見えていましたが、もう終点の下田は近いですね。空は曇っていますが、どうやら帰宅するまで天気はもちそうです。







続いて船内モニターで現在地を確認してみると、終点の下田まではあと少しの地点でした。下田への到着時刻は「下田16:31着予定(定刻通り)」と表示されていましたが、時刻表上での下田到着時刻は16:30なので1分の遅れ。しかし、1分では遅れの内に入らないのか「定刻通り」と表示されています。







終点の下田が近づいたところで右舷後方を振り返ってみると、水平線上の遥か彼方のポツンと小さく利島が見えていましたが、フェリーあぜりあの現在地点から利島まではだいたい30kmくらい。そして神津島まではおよそ50kmほどですが、大海原の上では距離感が掴み難いのでピンときませんなぁ。







水平線上に霞んで見える近くて遠い絶海の孤島「利島」。ここからでも宮塚山を頂点とする三角形をした島の形が分かりますが、さらば利島! またいつの日にかきっと再上陸しちゃるから、その時まで待ってろよーー!







現在時刻は16時32分。船内モニターのマップはいつの間にか下田市街地へと切り替わっており、到着時刻については「下田16:32着予定(定刻通り)」の表示がなされていましたが、無事にほぼ定刻通りに下田に到着! 利島を11:10に出港して下田まで実に5時間22分もかかりましたが、揺れもなくて船酔いもせず快適な船旅でした。

ちなみに朝方に雨が降っていたのは利島周辺だけだったらしく、利島出港後は雨に降られることなく下田に到着しました。その後、下田〜自宅間の移動中も雨には降られず、首都圏方面に移動してくる雨雲からはうまく逃げ切れたようで、自宅で雨が降り出したのは日付が変わってからだったことを付け加えておきます。







下田港に到着すると、下船した他の乗船客は足早に伊豆急下田駅方向に立ち去っていきますが、バイク輸送の場合はここでしばし待機。フェリーあぜりあの接岸と同時にスタンバっていたフォークリフトが動き出して荷役作業が開始されるので、WRが格納されコンテナが荷下ろしされるのを待つんですね。







船首船倉に格納されていた各島から積み込まれたコンテナは船上クレーンで次々と素早くかつ手際よく吊り上げられて・・・。







慎重に岸壁に下されます。それと同時にフックが外されてコンテナの扉がパカッと開かれますが、それをすかさずフォークリフトがすくい上げて・・・。







少し離れた場所に移動させて、その開いたスペースに次のコンテナを順次下ろしていきます。これでようやくWRと再開ですが、すぐに引き渡されるわけではなくて、荷下ろし作業がある程度落ち着くまでさらにそのまま待機。

勝手にコンテナに近づくと「危ないですよ〜」と制止されるので、慌てずに作業員からOKの声がかかるまでそのまま待ちましょう。







その後、引き渡しの準備ができたら声がかかるので、コンテナから少し離れた場所に手押しで移動させてWRの受け取りは完了! 送り状への記入をしなければならない預入時とは異なって、引き取り時には手続きは一切なくて、あとは勝手にエンジンをかけて立ち去るだけになっています。

なお、バイクのコンテナへの収納および取り出しは作業員の方がやってくれます。見ていて危なっかしいと思ったら自分でやっちゃっても大丈夫ですが、コンテナ内でのロープ固定だけは作業員に任せる必要があります。でも、相手はプロなので、倒しちゃうとか傷つけちゃうことはまずないと思います。







WRを引き渡されたら、これで「2024絶海の孤島利島林道探索弾丸ツーリング」は無事終了! 後は自宅に帰還するだけですが、とりあえず下田港を後にしてR135沿いで見かけた「セブン下田柿崎店」にピットイン。

まさに「弾丸」さながらの強行軍であった旅の余韻に浸りながら、アイスコーヒー片手にしばしまったりと過ごしてから自宅に向かいましたが、GW時には鬼渋滞する海沿いの国道もこの日は空いており、下田から伊東、熱海と駆け抜けて小田原から西湘バイパス経由で予定よりも早く自宅に帰還できたのも良かったな〜。

それにしても当初の3泊4日であった出撃計画が、大雨の接近によって僅か1泊2日にまで短縮を余儀なくされてしまったのは想定外でしたが、しかし、今回のような超絶弾丸な離島林道ツーリングはそう経験できるものでもなくてオツなもの。

そして利島滞在2日目は、予報よりもかなり早い朝から雨が降り始めてしまったにもかかわらず、神がかった絶妙なタイミングの良さで雨からの逃げ切りに成功! 全く濡れることなく(本当!)利島唯一の林道を探索することができ、ツーリング期間中にほとんど雨の影響を受けなかったのは、我ながらマジで運が良かったですわい!

                 〜 おわり 〜

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