三宅島のうまいもの

林道探索の書　〜今日もどこかで林道ざんまい〜

［８］トコブシ

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島内の飲食店で釜めしとして食べることもできます

トコブシ

［１］キンメダイ 　［２］ムロアジ 　［３］タカベ 　［４］キハダマグロ 　［５］アカイカ 　［６］テングサ 　［７］ハバノリ（島ノリ） 　［８］トコブシ 　［９］オキアサリ（ヨメガカサ） 　［10］カメノテ 　［11］アシタバ 　［12］アカメイモ（里芋） 　［13］サツマイモ（甘薯）

毎年、三宅島のトコブシ漁の解禁日には、買い求める島民でいきいきお魚センターが大賑わいをみせる三宅島の夏の風物詩ともいえるトコブシ。アワビに似ているけどアワビよりも小さくて浅い場所にいる小型のアワビの仲間です。三宅島では海底の岩石の陰に張り付くようにして生息しているのを、素潜りで石をひっくり返して採ります。 かつては磯で手軽に採れていたトコブシも、現在は数が激減してお値段の高い高級食材になってしまっています。昔はアワビとは違って磯遊びのついでに採取していたといいますが、今ではとてもそんなことはできないですね。トコブシには漁業権が設定されているので、勝手に黙って採ったら密猟になってしまうので注意！ 本土で売られている煮貝のトコブシなどは輸入物が使用されていることが多く、活けたものも台湾の養殖物が多かったりしますが、島内の山辺旅館に併設された「ティー・ハウス　ノン・ノ」では、三宅島産トコブシの「釜めし」を食べることができます。

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