ガソリン給油量 6.56L | 給油回数 3回 | ガソリン代 1260円 | 総走行距離 219.6 km | トップへもどる |
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昔ながらに障子で仕切られている客間。確か一番奥の部屋は使われておらず、こっそりリ覗いてみたところ布団置き場になっていたような気がします。
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ちなみにこれは今回の紅葉林道探索で宿泊した時の1階角部屋の客間の様子です。赤滝鉱泉を詳しく紹介するために、過去に訪れた時の画像を交えて紹介しているので、秋の季節とは微妙にシチュエーションが異なる場合がありますが、基本的には変わりないのでそこは気にしないでください。
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おお、その気遣いが嬉しいぜぇ! 通常の宿ならば浴衣ですが、赤滝鉱泉では浴衣よりも暖かいトレーナーの上下とちゃんちゃんこが部屋に置かれています。宿は山間部の沢沿いに位置しており、秋の夜はかなり冷えるのでこれは嬉しいっす!
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年季を感じさせる宿の黒光りした天井板。建物そのものはかなり古いですが、それでも決して「古い=汚い」ではなくて、客間も壁板が痛んだ箇所は継ぎはぎで板を張り替えるなど、きちんと手入れがなされています。したがって客間にボロ臭さは微塵も感じられないので、その点は安心していいですよ〜。
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客間の脇の縁側となった廊下の行き止まり地点。座布団の敷かれたカゴ椅子がポツンと置かれていましたが、晴れた日にはガラス戸を開け放った縁側であれに座ってまったり過ごすのもいいかもね。でも、夕方とかにお婆さんが一人淋しく座っている姿を想像するとなんかちょっと怖いな・・・。
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客間の角に沿って直角に曲がっている廊下。外とはガラス戸で隔てられていますが、昔は客間と外を隔てるものは障子一枚だけだったのだと思います。なので秋や冬の季節は客間もかなり寒かったと思いますが、さすがに令和のこの時代、そういうところまで忠実に昔のまま・・・なんてことはないっす。
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角を曲がった先で2階への階段、浴場、そして玄関方向へと向かう廊下です。畳のむしろが敷いてあるので、ここは庭を眺めてぼ〜っと過ごす場所としてもちょうどよく、よく眺めるとタオル掛け用の物干し竿かぶら下がっています。 続いて赤滝鉱泉の庭をぶらぶらと散歩したいと思いますが、せっかくなので宿泊棟2階の客間も紹介しておきますよ。 |
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急激な木造階段を上った2階にある客間に面した廊下です。部屋の配置や廊下のレイアウトは基本的に1階と同じですが、ここは2階なので廊下伝いに転落防止用の木製の欄干というか手摺りがありますね。 昔の湯治宿の古い写真では、湯上りで浴衣姿の湯治客が2階の欄干に片肘ついて鈴なりに並んで涼むシーンを写していることがよくありますが、それがこの場所ですね。そして昔はガラス戸も無かったと思いますが、さすがに令和のこの時代にそれはなくて、きちんとガラス戸が取り付けられています。 |
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2階の客間です。コタツとテレビ(コイン式有料)、石油ストーブが備え付けられていて1階の客間と変わりはありません。ただし、なにぶんにも年季の入った昔の建物なので、防音性はゼロ。階下の宿泊客の喋り声やテレビの音がそのまま筒抜けなので、そういうのが少しでも気になる方にはきついかな。
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客間の障子を開ければ廊下越しに宿の庭が見えていますが、板張りの廊下は夏とか春の季節には座布団を枕に寝っ転がったり、欄干に片肘付いてぼ〜っと外を眺めて過ごすにはぴったりの場所だったりします。
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外から眺めるとこんな感じ。廊下伝いに客間が並び、今でこそガラス戸が取り付けられていますが、昔は障子だけで外と区切られていた状況が分かりますね。また、大きく突き出た庇があるので、集中豪雨の大雨や台風の場合以外は、雨の日にガラス戸を開けて外を眺めていても濡れることもありません。
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玄関から宿のサンダルを履いて庭に出てきました。ご覧の通り、雑然と木が生えていて少々雑草むしていますが、別に放置で荒れまくっているわけでもないです。というか、宿は山間部にあって雑草の茂りも早く、そして庭も広いので、女将さん一人でこの広い庭をきれいに維持するのは大変というよりも無理だと思います。
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庭で見かけた赤いトタン屋根の物置小屋。古き良き趣が濃厚な赤滝鉱泉では、物置だって昔ながらの木造小屋でこの味わい深さでした。
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お、これはミョウガじゃないですか! 林道名にもたまにミョウガが生えているような山中に延びる林道に茗荷林道って名がつけられていたりしますが、これはその「ミョウガ(茗荷)」ですね。しかし、宿では別に栽培しているわけでもないらしく、勝手に生えたものが庭のそこいら中に増えただけらしいです。
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独特の辛味と爽やかな香りで薬味やツマとして利用される日本原産の香味野菜であるショウガ科の「ミョウガ」。「アサツキ」とか「谷中ショウガ」に味噌をつけてかじるのが好きな方ならば、きっとミョョウガも好物だと思います。 一応、女将さんに断ってから好きなだけ引っこ抜かせてもらいましたが、庭で大量に生えまくっていた新鮮な天然ミョウガはかじると風味も強くて美味かった! |
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赤滝鉱泉のすぐ庭先を流れる「中川」です。庭を通って水辺まで近づけますが、こちらは下流方向の眺め。大きな岩がガラガラに堆積しており、さすがに散歩がてらサンダルでここを下っていくのは無理。 危ないので止めておいた方がいいですよ。
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こちらは中川の上流方向の様子。ここから900mほど上流にある「赤滝」が鉱泉名の由来で、すぐ前方には宿の建物が見えていますが、夜、布団に入って寝ていると、ザワザワと流れる水の音が一晩中ずっと聞こえていました。
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中川の水の流れをしばらく眺めたら宿の母屋の方に引き返しますが、そういえば薪小屋もありました。しかし、この赤滝鉱泉は「ランプの宿」ではないです。ちゃんと電気が引かれているので、これは鉱泉沸かし用の薪小屋だな。
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薪小屋の中を覗くべく正面に回り込んでみますが、小屋の壁には一輪車(ネコ)とか、いろんな物が立てかけられていたり、置かれているな〜。
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うわ、物凄い量の薪が詰め込まれているじゃないですか! そりゃあ、365日、毎日のように鉱泉を沸かすんだから、これくらいは必要か。でも薪割りはどなたが?
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薪小屋のすぐそばにある祠です。祠はきれいに手入れされているみたいですが、ここにはなにが祀られているのでしょうか? 鉱泉の神様とか?
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WRを止めた駐車スペースの横、宿の母屋の裏側ですが、ここはちょうど浴場の裏手。赤いトタンの屋根に小さな煙突が立っていますが、夕方や朝には女将さんが鉱泉を沸かす薪の煙が立ち登っているのが見えています。
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その後、宿泊棟を回り込むようにして宿の裏手方向に歩いてみますが、中川の流れのすぐ傍に宿の建物が立っている状況がこれで分かりますね。川にイワナとかヤマメが棲んでいたら、風呂上りに縁側から竿でも伸ばしたいところですが、たぶん、そういう楽しみがあったのは昭和初期のもう何十年も昔のことですなぁ・・・。
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宿泊棟の裏手に回ると今は使われなくなった別棟の宿泊棟が見えていましたが、昔はここもいっぱいになるほど大勢の当時客で賑わっていたのでしょうね。ちなみに今夜泊まるのはガラス戸が空いている1階部分の角部屋。
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宿泊棟の縁側に突き出た庇ですが、よく眺めると板が継ぎ足されるうなどして修繕してありました。宿泊棟は古き良き湯治宿の趣が抜群ですが、その代わり建物自体がかなり古いので、ここまできれいに維持していくのはかなり大変だと思います。 ちなみに、現在はすでに廃業していますが、埼玉県秩父市には知っている人なら知っている「千鹿谷鉱泉」という江戸時代創業のかなり年季の入った建物の鉱泉宿があって、かつて埼玉県の林道探索では常宿にしていたのですが、残念ながら赤滝鉱泉とは対照的に建物は手入れが行き届かずかなりボロボロだったんだよな〜。 各地を林道探索していると、このような古き良き宿に出会うことがたまにありますが、貴重な赤滝鉱泉の建物がいつまでもこの状態を保って欲しいと願うばかりです。というわけで、庭を散策したらお次はいよいよ鉱泉風呂に入るかぁ! |
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