2025 紅葉林道探索 〜矢板の超高密度林道ラビリンス調査編〜 11月9日(日)小雨 / 曇り 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
2日目  ホテルルートイン矢板 → 矢板市「小滝鉱泉 Kotaki kosen もどる  






ガソリン給油量 0.98L 給油回数 1回 ガソリン代 176円 宿泊代 9700円 総走行距離 40.0 km トップへもどる
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その後も等高線をなぞるように蛇行を繰り返しながら植林斜面を進んでいきますが、こんな感じで行く手がよく見えている区間もありました。山間をゆく林道ではよくあるシチュエーションですが、晴れていればさぞかし爽快だろうな。







やや!? あんな所に作業道入口が! 先ほど眺めた作業道の入口らしかったですが、土塊ダートが過激な傾斜角度で駆け下っていくのが確認できました。







ちなみに地理院地図には寺山林道から分岐する細かな道筋が数多く記載されています。はっきりと道筋が記載されているので普通に通れるのかと思うかもしれませんが、そのほとんどはすでに廃道化した山道あるいは作業道の類。

実際には道として走行できないばかりか、もはやその入口がどこにあるのかすら定かでない状況になっているのでそのつもりでね。かつてまだ造林が盛んであった頃に形成された作業道ネットワークの名残りだと思います。







路肩の藪もすっかり秋色に染まった寺山林道をさらに進みます。オフの存在しない全山舗装林道なので味気なさは正直否めませんが、道すがらには秋色に染まった景色が広がり、紅葉林道探索的にはまんざら悪くもありません。







人知れず燃えるように紅葉していた寺山林道沿いの藪。紅葉を代表するモミジやカエデなどの木々はほとんど見られず、地味な灌木というか藪の紅葉ですが、それでもハッとさせられる赤や朱色、橙色の美しさです!







林道路肩の斜面でウルシ科のハゼノキが紅葉しているのを見かけました。ウルシ科の仲間は山地の伐採跡地とか植林地でよくその姿を見かけますが、このハゼノキも含めて深みのある赤色がとてもきれいなんだよな〜。







やがて山々の斜面が望める眺望区間は終わり、寺山林道は暗いスギやヒノキ林の真っ只中を進んでいきます。小雨がぱらつき夕暮れの頃とあまり変わりない暗さであった植林の森ですが、林内の地面をよく眺めてみると・・・。







雨で濡れた地面には正体不明な白いキノコがそこかしこに! 秋は美味しいキノコシーズンでもありますが、大量発生していたこいつは毒キノコくさかったです。







そんな感じでスギやヒノキの植林の中をアップダウンでひたすら進み、やがて緩く蛇行した登り坂を駆け上がっていくと・・・。







軽く峠になった地点で左右に延びる舗装路に突き当たります。そして必ずや「寺山林道終点?」と思ってしまいますが、そうではなくて寺山林道は左折方向にさらに続き、右折側は寺前林道に接続する後沢林道になっています。

なお、右折分岐する後沢林道については終点起点共に林道標未設置なため、舗装されたただの市道だと思いがちなので要注意。







ここで今来た方向を振り返るとこんな感じ。通行止め看板とバリケードおよびパイロンが行く手を塞ぐでもなく置かれていましたが、寺山林道探索中に災害箇所は見かけなかったので、災害発生時に置かれたものがそのまま放置されているのだと思います。なのでこいつは見なかったことにしておくか!







左折側は引き続き寺山林道区間になっています。距離的にはさらに林道区間は2kmほど続き、最終的には中川に架かる「寺山橋」を渡った直後の地点、すなわち寺山鉱泉にほど近い矢板市「前原」が終点になっています。

ここまでやって来たら寺山林道終点を目指すつもりでしたが、このタイミングで雨脚が少し強くなってきたため、今日はこれ以上の前進は断念。今来た道を速攻で引き返して今宵の宿「小滝鉱泉」に向かうこととしておきました。別に慌ててがっつかなくても明日と明後日と探索する時間はたっぷりあるのでね。







分岐の右折方向は後沢林道になっていますが、後沢林道は寺山林道から寺山観音寺とを結ぶ超極短舗装林道。下りになったこちらに進むと100mほどで矢板市の古刹「寺山観音寺」がありますが、路肩に設置された看板がそれを示しています。

おそらく矢板市界隈の林道では1、2位を争う超極短林道ですが、なにぶん林道標未設置につき、そもそも存在すらが知られておらず、ネットでも後沢林道についての情報は皆無。今はまだ「その時」ではないので立ち入りませんが、今回のツーリングでは探索予定にしている林道の1本だったりします。







← 観音寺へ
後沢林道分岐地点では石標が設置されているのを発見。正式名は「与楽山大悲心院観音寺」なので、通称の「寺山観音寺」ではなくて「観音寺」と刻まれていますが、これは後沢林道方向に進むと寺山観音寺があることを示しています。







路肩にはなんであるのか正体不明な標柱がありました。林道ライダーの常で林道標なのかと思ってしまいましたが、林道標ではなかったですよ。







そして支柱だけが残された看板の残骸も見かけました。ここは国有林ではないので、国有林ではお馴染みの「分収林地図看板」でもなさそうですが、わざわざ鉄板部分を外して撤去するという念の入れ方、ただ事ではなさそうだな。







現在地はここ。初日の今日はほんの一部分を探索調査しただけに終わりましたが、まずは高密度林道密集地帯の外堀を埋めていく方式で東端区域の攻略を完了。明日は天気も回復するので容赦無くガンガンに探索してやりますが、それにしてもこの白地図が探索済み林道でどのように埋め尽くされていくのかが実に楽しみですなぁ!

というわけで小滝鉱泉に向かいますが、雨の中の移動は時間との勝負であり、現在地からだと県56経由よりも寺山林道→赤滝林道→高原林道のルートで向かった方が距離も短いので、今来た道をそのままトンボ返しで引き返すことにします。







林道を退出したら県56を矢板市街地方向に引き返し、県道から赤滝鉱泉および小滝鉱泉への分岐に入ってその先の分岐を左折。まだ夕暮れ前だというのに、早くも夕闇のように暗くなったスギ植林の中を小滝鉱泉に急ぎます。







小滝鉱泉へと続く暗い森の林床で見かけた小さな紅葉。光がろくに届かぬ植林地の森で自生する姿をたまに見かけますが、これはクスノキ科のクロモジ? 芽生えたばかりの幼木が檸檬色に淡く黄葉しているのを見かけました。







その後、傾斜角度のきつい勾配を一気に下りきって中川の岸辺にひっそりと湧く小滝鉱泉に無事到着。するとそれと同時に雨勢がいささか強くなって本降りの様相を呈してきましが、まさにグッドタイミング! 宿に到着さえしてしまえば雨がザーザー降りになろうが関係ないな。あとは野となれ山となれです。







宿に到着したらWRは玄関脇のこの場所に止めます。ガレージとか屋根の庇の下などの雨を避ける場所がないので雨晒しになりますが、まあ仕方ないな。







小滝鉱泉の玄関というかロビーというかフロント。ガラリと戸を開けて到着を告げるとすぐに奥から女将さんが出てきましたが、小滝鉱泉といえば命の危険すら感じる猛暑の7月にプチ林道ツーリング「2025 酷暑の中でちょこっと支線ピストン巡り」で訪れているので4ヶ月ぶりですが、女将さんもそれを覚えていたみたいです。







女将さんに告げられたのは二階の南向きの角部屋で、部屋には温い炬燵が用意されていたのが嬉しかったです。灯油ストーブも置かれていましたが、まだストーブを点けるほど寒くはなかったですよ。







まずはウェアを乾かすように吊るしてと・・・。ウェアは上下ともにしっとり濡れましたが、それでも中まで雨水が染み込むほどではなかったです。ただし、宿に到着するのがあと5分遅くなっていたら、到着直前に本降りに変わった雨によって、特に防水仕様ではないウェアは濡れ雑巾状態になっていただろうな。







南向きの角部屋からは宿の敷地がよく見えていますが、木々の紅葉がきれいだな〜。ちなみに画像右端の崖際に流れているのが中川ですが、小滝鉱泉はこの中川が流れる山間部の谷底に位置しているんですね。

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