| マキノ林道 / Makino |
林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 探索日 2024.7.20 / No.SHIGA-002 |
| [ 所在地 ]高島市(旧マキノ町) [ 状態 ]完抜半ダート [ 接続林道 ]黒河マキノ林道・黒河林道 [ 分岐林道 ]- |
| 高島トレイル入口を経て黒河峠に向かう高島市〜敦賀市を結ぶ県越えルートの滋賀県側区間 |
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県533に起点がある黒河マキノ林道を進んでいくと、1本道状態で接続しているため必然的にたどり着くマキノ林道の起点です。それまで続いた舗装路がダート化する地点であり、そこにマキノ林道を示す林道標も設置されているのですが、しかし、ここには行く手を拒む1本のチェーンが張られています。初めて訪れた林道ライダーは路面のダート化に嬉しさを覚えると同時に、まさかのゲート出現に愕然としてしまうことと思います。
→ 林道標を眺める! |
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起点のチェーンゲートは隠されたカギの発見によってセルフオープンさせていただき、県境の黒河峠を目指していざマキノ林道に突入しますが、接続元の黒河マキノ林道から引き継ぐ形でウネウネと蛇行する登坂コースがそのまま続きます。 |
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そして路面は少し深砂利っぽく、小石で多少のガタガタ感がありましたが、オフバイク的にはそれがとてもイイ感じ。途中、集中豪雨のさいに発生したクレバスに応急処置として土嚢が詰め込まれているのを見かけましたが、基本的に荒れた雰囲気はなかったです。 |
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そんな感じでマキノ林道は「大芦谷」の深い谷間伝いに登坂していきますが、ここは大芦谷支流の「小芦谷」を跨ぐ地点。しかし、通常のコンクリ橋とは違って欄干もなく、橋上には普通に砂利が敷かれているので手前からだと「橋」に見えていません。
→ 小芦谷を眺める! |
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さらに大芦谷の谷間を登り詰めていくと、やがてその大芦谷を右岸に渡りますが、渡河地点はこんな感じ。コンクリ橋には欄干もなく、橋上には普通に砂利が敷かれた状態なので、手前から眺めるとやっぱり「橋」っぽくなかったですよ。
→ 大芦谷を眺める! |
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大芦谷を欄干無しのコンクリ橋で右岸に渡ると、以降は水辺を離れて本格的な山岳区間が開始します。道すがらには斜面を転がり落ちてきた人抱え以上もある落石や、集中豪雨や台風で引きちぎられた枝が落ちているのに遭遇しましたが、路面状況は相変わらず良好。 |
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路肩落ちしたらまず助からない断崖すれすれ区間を進みます。ちょうどここで路面を横切る流水溝がありましたが、林道ではたまに見かけるトラップ状態になっていたので要注意。でもこんな初歩的トラップに引っかかる林道ライダーは少ないと思います。
→ 地面を確認する! → 景色を眺める! |
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その後もクネクネとカーブを繰り返し、山肌の絶壁にへばり付きながら県境の峠に向かってさらに高度を上げていくマキノ林道。道すがらにはガードレール未設置な断崖区間が続き、山岳ダートの雰囲気も色濃くて「これぞ林道!」といった感じですが、それでいながらダートは走りやすいので、ここはなかなか素敵な区間だったです。 |
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そんな感じで県境の黒河峠の手前まで登り詰めていくと、やがて極短なコンクリ簡易舗装区間が現れますが、ダートが復活している緩い右カーブ地点で小さな広場と山小屋風の小屋が出現。てっきりここが峠かと思ってしまいますが、どうやらここは県境の山々へのと向かう登山道の入口地点らしいです。そして登山者向けの休憩小屋かと思われた林道傍の小屋ですが、実は休憩小屋ではなくて公衆トイレであったことを確認。 |
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マキノ林道のダートは山小屋風の公衆トイレの脇を回り込んで黒河峠に向かってさらに続きますが、せっかくなので休憩がてら付近をちょっと散策してみます。
→ 山小屋(公衆トイレ)を眺める! → 付近を散策する! |
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誰もおらず無人状態であった高島トレイル入口を後にして前進再開すると、マキノ林道の終点になっている県境の黒河峠にすぐに到着しました。しかし、期待していた眺望は全く望めず、黒河峠は「峠」といっても薄暗い切通しになっているだけの地点でしたが、その代わりここで林道名が黒河林道へと変わるので、黒河林道を示す林道標がポツンと設置されています。というわけでマキノ林道終点では必然的に黒河林道に乗り継ぐことになりますが、そういうわけでマキノ林道の探索はここで終了となります。
→ 探索終了! → 林道標を眺める! → 振り返る! |
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