これはもう美味しいに決まっている旬な初カツオのお刺身! |
[1]三宅島の宿と観光 [2]宿泊「旅館川徳」編 宿泊「旅館川徳」編2 宿泊「旅館川徳」編3 [3]宿泊「ホテル海楽」編 [4]宿泊「山辺旅館」編 |
お刺身は穫れたて新鮮な旬のカツオです! 黒潮にのって回遊するカツオの旬は4〜5月の「初カツオ」と8〜9月の「戻りカツオ」ですが、林道探索で三宅島を訪れたこの時はちょうど初カツオの旬の時期。道理でほっぺが落ちるほどの美味しさでしたが、旅館川徳さんではワサビ醤油でいただきました。
ちなみに初カツオは脂ののりが少なくて比較的あっさりとした味で、戻りカツオは肥えて脂がのっています。カツオを本気で味わうのならば、初カツオはタタキで、戻りカツオはお刺身で食べるのがベストなのですが、お刺身でもタタキでも美味しいことに変わりねーし! なお、平成27(2015)年のカツオの全国漁獲高の1位は静岡県。東京都はカツオ節で有名な高知県(5位)をぶち抜いて、なんと2位なんだぜぇ! |
オツな美味しさであったワラビのお浸し |
ワラビのお浸しです。「三宅島でなぜワラビ?」とも思ってしまいましたが、なんでも宿の女将さんの好物らしく、自分が美味しいと思うので夕食に出してくれたそうです。山菜の王様といわれるワラビは歯応えのある食感が美味しいんだよな〜。
|
ポットのお湯を注いでいただいたトロロ昆布 |
汁物はトロロ昆布のお吸い物。あらかじめお椀にトロロ昆布が入れてあり、ポットのお湯を注いでいただきました。トロロは嫌いじゃないので普通に美味しかったです。
|
ポリポリポリポリとごはんが進むキューちゃん |
お漬物は旅館や民宿で定番な「きゅうりのキューちゃん」。ごはんと一緒にポリポリとリズミカルにいただきますが、不思議とこれもごはんが進むんだよなぁ。
|
夕食は食堂でテレビを眺めながら |
ではいただきます! GWという観光シーズン真っ最中だというのに、他に誰もいなかった食堂でテレビを眺めながらゆっくり食べさせていただきました。泊まり合わせた大勢の宿泊客と同じテーブルで食べるのではちょっと落ち着かないので、一人っきりというのも嫌いじゃないです。いや、むしろそのほうがいいかな。 でもお酒が缶ビール1本しかなかったので、自然と食べ終わるのが早くなってしまいました。もっとお晩酌したい方は予め自前で持ち込んだほうがいいでしょう。 食後は部屋に戻ってテレビを眺めて過ごし、することもないので夜更かしすることもなくて、眠くなったタイミングで電気を消してすぐに寝ちゃいました。 |
翌朝の窓の外は小雨でした |
おはようございます!「さーて本日も三宅島を探索しまくるぞ」と思って窓をガラリと開けてみたら、あらら、外は空がぐずついて小雨が降っているじゃないですか。夜中に降り始めた雨がまだ少し残っているみたいです。旅先で朝から雨模様だとテンション下がりまくりですが、本降りでもなさそうなので助かりました。 海洋性気候の三宅島は雨が多くて風が強いのが特徴でが、一年で比較的雨が少ない時季でも、雨は降る時はやっぱり降るんだよな〜。これはもう運としかいえないです。 |
散歩をする人もいなかった朝の大久保集落 |
目覚めてから朝食の準備ができるまでの間、雨が止んだので宿のサンダルをひっかけて散歩に出てみました。夜間に降った雨で道路に小さな水溜りができていましたが、朝の大久保集落に人影はなくてシ〜ンと静まり返っています。
|
三宅島ではよく見かけるガザニアの白い花 |
道端で見かけたガザニアは花の蕾がまだ閉じていました。花は朝開いて夕方に閉じますが、雨や曇りの時は閉じたままなんだよなぁ・・・。
島内のいたる所で見かけるガザニアですが、もちろん昔から三宅島に自然に生える花ではなくて、火山灰や火山ガスに強いということで人為的に植えられたものだそうです。
|
朝の散歩をしている間に朝食ができていました |
散歩から戻ってきたら食堂に朝食の準備ができていましたが、昨夜はもう一組宿泊客がいたようですね。でもまだゆっくりと寝ているみたい。用意された朝食に虫除けのフードカバーが被せられています。というわけで朝食も同じ一人でいただきます。
|
大量の小鉢が並んでいやでも白いごはんが進んでしまう朝食 |
旅館川徳の朝食。夕食よりも品数が増えていますが、普通の朝ごはんのメニューですね。ごはんを炊いてお味噌汁を作ってちゃちゃっとタマゴを焼いたという感じかな。 その他に梅干し、キューリのキューちゃん、キムチ、小魚の佃煮、タラコ昆布、生ハムも出ましたが、大量の小鉢でいくら白いご飯があっても足りなくなりそう。でも作るのは冷蔵庫から小鉢によそえばあっという間ですなぁ・・・。 |
お味噌汁は定番のナメコ |
お味噌汁はナメコでした。ナメコのヌルコリっとした感触で美味しい日本の朝にふさわしい昔から定番のお味噌汁ですね。朝の散歩から戻ってくると、すでによそってあったので、食べる時には少しぬるくなっていたのが惜しかったかな〜。
|
タマゴは生卵ではなくてタマゴ焼きで |
しまった。画像を撮る前に醤油をかけちゃいました。タマゴは生卵ではなくて厚焼きのタマゴ焼きでした。個人的にはタマゴかけご飯にするよりもこちらの方が好きなのですが、これってちょっと醤油のかけ過ぎでしょうか?
|
お腹一杯詰め込んで本日の島内探索に備えます |
朝食のメインとなる白いごはんです。本日もガンガンに島内を探索しまくるので、お代わりをしてパクパクとお腹いっぱい詰め込みます。ごはんのお供系の小鉢が多いので何杯でも食べられますが、しかし、食べ過ぎで苦しい・・・。
|
宿泊料金の安さから考えれば満足! |
朝食をいただいたらさっそく宿を出発しますが、お会計は税込7100円でした。ツボを抑えてちゃんとキンメの煮付けとカツオのお刺身が出た夕食からみても、このお値段はハッキリ言って安い! 晩酌の缶ビールはサービスだったし。 離島ならではというのか、本州にある普通の旅館だったらとてもこのお値段ではとても無理でしょうね。あったとしてもそれ相応の宿だと思います。でも旅館川徳は三宅島でもとくに鄙びた大久保浜にある旅館なので静かで居心地もよく、ここは「イイね!」と思いました。ただし、お酒は置いてないのでそのつもりで。 |
[ 宿泊「ホテル海楽」編 ]へ |