2022 北海道林道探索ツーリング 8月9日(火)晴れ 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
13日目[6]  遠軽町「瀬戸瀬温泉 Setose Onsen→ 名寄市「名寄 Nayoro もどる  






ガソリン給油量 10.02L 給油回数4回 ガソリン代 1787円 総走行距離 260.7 km / ダート走行距離 43.7 km トップへもどる


旅館で旅装を解いたら晩酌用の酒を買うためにWRで外出します。スーパーを探して市街地をぐるぐる走り回ってみましたが、空き地が目立ってなんだか寂しいな〜。

ここ名寄市も1960(昭和35)年をピークに人口は現象の一途をたどり、老年人口だけが年々増加しているみたい。いわゆる過疎ってやつですが、おかげで通りを歩いている人の姿を見かけることがほとんどなかったです。







二条旅館のすぐそばにあったセブン。名寄駅付近の市街地を散策がてら走り回りましたが、めぼしい酒屋が見つからなかったので晩酌用の酒はここで買いました。







なあんだ、スーパーがあるじゃないですか。セブンを後にしてさらに市街地を徘徊していると「西條名寄店」を見つけました。コンビニよりも品揃え豊富で安いので、晩酌用の酒はここで買えば良かったと悔やみましたが、とりあえず入ってみます。







お、これは安くてお買い得! 店内をうろうろしていたら鮮魚コーナーで「北海道産お刺身用つぶ」を発見しました。大きなツブ貝が4個で税込み308円という安さですが、しかもタイムセールで50円引きの258円になっているじゃないですか! 楊枝でほじくって食べれば晩酌用のいい肴になるに違いなく、さっそくカゴに入れます。

しかし、それを見ていた店員のおばちゃんが、これは店頭に並んでから時間が経過しているので、煮て食べるのならともかく、生食は止めておいた方がいいと忠告してくれました。たしかに夏場の貝はあたると怖いからなぁ・・・。というわけで値引セール中のお刺身用ツブ貝の購入は断念。残念ですが、そっと売り場に戻しておきました。







名寄市のスーパー西條を出たら宿に戻ります。結局、買い出しはセブンだけで済ませ、部屋に戻ったら購入した酒やジュース、アイスを冷蔵庫に入れて冷やしておきますが、しかし、いくらなんでもこれって欲張って買い過ぎのような気が・・・。







宿に戻ったらさっそく風呂に入ります。コロナ対策で同時に入浴できるのは4名までの制限がなされていましたが、しめしめ、まだ時間が早いので入浴する宿泊客は誰もいないようだな。ということで今日も一番風呂をいただきだぜぇ!







二条旅館の大浴場。時間が早いので誰もいません。夕食直前だと混み合うので早い時間にさっさと入ってしまいますが、風呂は普通の沸かし湯。名寄の町に温泉はなく、郊外に日帰り入浴可能な宿泊施設「名寄温泉サンピラー」があるものの、宿から9キロほど離れているので、今からだと億劫でとても訪れる気になれなかったなぁ。







大浴場の浴槽は2つ。浴槽の底の汚れがちと目立ちましたが、左の大きい方は普通の湯で、右側のい小さい浴槽は冷水風呂になっていました。なぜかというと・・・。







大浴場内にはサウナ室があるからなんですね。普段はサウナには入らないのですが、試しに入ってみたところ、僅か数分で限界となり、キンキンに冷えた水風呂に飛び込みましたが、暑さでぶっ倒れる寸前で入った水風呂が死ぬほど気持ち良かったなぁ!







風呂でさっぱりしたらお次はコインランドリーで洗濯です。夏の北海道の宿ではコインランドリーの争奪戦がしばし発生し、順番待ちでかなり待たされてしまうことが多いですが、この時は一番乗り。しかし、洗濯機の置かれている場所が女湯の入口前だったので、そこで洗濯物抱えてウロウロするのが気まずかったぜぇ・・・。







しかし、宿のコイン乾燥機では生乾き状態で完全に乾かないのはもうお約束。仕方ないので生乾きとなった洗濯物は部屋干ししますが、二条旅館でもそれを見越してか、客室内にはうまい具合に洗濯用の棒が天井に張り渡してありました。







うわ、やっぱり今日は、函館辺りでは観測史上最多の64ミリという猛烈な大雨が降って最悪だったみたいだな。風呂で林道探索の汗を流し、洗濯も済ませたらあとは夕食の時間を待つだけであり、布団に寝っ転がってテレビを眺めて過ごしましたが、各局共に盛んに東北および、北海道の道南を襲った大雨の報道をしていました。







夕食の時間になったので1階の食堂に行くと、すでにテーブルに用意されていた夕食です。二条旅館では仕事関係の長期滞在客も大勢いるので、夕食はガッツリなガテン系のおかず中心のメニューなっているようで、この日のメニューは以下の通り。

チキンカツ(千切りキャベツとエダマメ添え)ナポリタン冷奴モロキュウ
生ホタテの貝柱(刺身)白いごはんタクアンワカメと豆腐の味噌汁

一見すると豪華そうにも見えますが、北海道ならではの地元食材はホタテだけ。おかずはどれも若者好みで手間のかからないガテン系メニューであり、これで1泊2食7300円の宿泊料金では少々「?」と思いますが、プリップリの生ホタテがついたからまあいいか。ちなみに二条旅館では日曜日は夕食の提供がないのでそのつもりでね。







晩酌用のメインの酒は一昨日の北見温泉(ポン湯)三光荘で呑んだのと同じ、日本最北端の国稀酒造の「国稀」ですが、今日はカップではなくて小瓶タイプ(300ml / 365円)を選んでみました。それ以外に「発酵ライムレモン(158円)」と「サッポロサマーピルス(188円)」も用意していざ今宵の夕食兼晩酌スタートです!







いただきまーす! 仕事終わりの長期滞在のガテン系おっさん軍団に囲まれつつ、生ホタテを肴に一人寂しく晩酌しつつ夕食をいただきますが、そういえば食堂では、明日は美深歌登大規模林道を走るというオフライダーの方と隣席になったんだっけ。

お互いに「明日はどちらへ?」などと会話を交わしましたが、ざわざ名寄で宿泊するとなれば行き先は見当がつくというもので、やはり当方と同じく美深歌登大規模林道経由で「函岳」を目指し、その後は「枝幸町」に向かうとのことでした。というわけで、この日は同業者の方と会話しながらの楽しい夕食となりました。







夕食後、ホロ酔い気分で外に出てみましたが、外はもう真っ暗。昼間はそれなりに暑かったのですが、さすがに夜は涼しくて夜風がやたら気持ち良かったですよ〜。







宿泊者の車で一杯になっていた二条旅館の駐車場。バイクは食堂で会話を交わしたオフライダーの方と当方の2台と、それに大型バイクが1台だけでした。明日は同業者の方と途中の林道で出会うかな〜、などと思いつつ部屋に戻り、この日は夜更かしせずにそこそこの時間で就寝。明日に備えておやすみなさいです。

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