2022 北海道林道探索ツーリング 8月16日(日)雨のち曇り 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
20日目[8]  大樹町「晩成温泉 Bansei Onsen→ 大樹町「晩成温泉 Bansei Onsen もどる  






ガソリン給油量0L 給油回数0回 ガソリン代 0円 総走行距離  33.6 km / ダート走行距離 15.6 km トップへもどる


宿に戻ったらさっそく温泉ですが、この瞬間が最高! それにしても大樹町の海辺に面したこの場所に温泉があって、今回の北海道林道探索ツーリングでは非常に好都合でしたが、しかし、元々この辺りは地質的には非火山地域に属するため、天然湧出する高温泉が無い地域なんですよね。

そういうわけで晩成温泉では、いわゆる「深層熱水」と呼ばれる30℃以下の低温泉を掘削深度700mからポンプ揚湯によって汲み上げ、それを加熱して利用していますが、温泉の特徴は塩化ナトリウムの濃度が高くて化石海水起源であること。すなわち東京都の大田区とか神奈川県横浜市でもよくある黒湯ってやつなんだよな。







お疲れさま〜っす! そして風呂上りにはキンキンに冷え約束の生ビール。北海道滞在中はこれが最後の「生」となり、なんだか名残り惜しい気分でしたが、喉が乾いていたのでゴクッゴクッと一気に流し込んでやりました!







生ビールで喉の渇きを潤したら、その後は客室に戻って暫し午睡。夕食の時間に再び食事処にやってきましたが、この日は日曜日。晩成温泉は地元の方も含めた日帰り入浴客で賑わっていて、混雑というほどでもなかったですが、入浴後に食事処を利用する人の姿もそれなりにあったかな。







じゃじゃ〜ん、晩成温泉2泊目の夕食です! 昨日の夕食のメインディッシュはカツ丼ならぬカツ煮でしたが、さすがに2日目もカツ煮では侘しいので、差額のお金は支払うからと厨房のオバちゃんに無理を言って今日は「サーモンチーズ丼」に変更。

ちなみに単品で注文すると、昨日のカツ煮ならぬ「カツ丼」が950円でサーモンチーズ丼は1080円。差額は130円なので金額的には大した差もないためか、追加料金なしに夕食メニューを変更してくれました。本当はもっと豪勢にしたかったのですが、生憎と夏のこの日は目ぼしい食材がサケしかないとのことだったんだよなぁ。

というわけで、この日の夕食メニューは以下の通り。
大樹町シーズサーモン丼、トウモロコシの天ぷら&ミニトマト添えポテトサラダ
インゲン入り肉ジャガ、マクワウリの酢の物、柴漬け、味噌汁





北海道グルメコレクション No63 大樹町チーズサーモン丼 [ 晩成の宿 / 大樹町 ]
大樹町を代表する食材であるサケとチーズを、
それぞれ衣で揚げて丼飯に乗せた「大樹町サーモンチーズ丼」です。

地域食材を活用した企画開発型のご当地グルメとして2013(平成25)年に誕生した天丼の一種ですが、
大樹町サーモンチーズ丼を名乗るにはいくつかのルールがあって、
サケは地元で水揚げされた「秋鮭」を、
そしてチーズは雪印メグミルク大樹工場で製造された「さけるチーズ」を使用し、
米は北海道産を使用するのがお約束。
そして料金は1500円(税込)以下でなければいけないそうです。

とまあ、色々細かなこだわりというか決まり事があるらしいのですが、
突き詰めれば普通に美味しいサケとチーズの天丼であり、
愛称は略して「チーモン丼」。
北海道グルメコレクション No64 杜氏の夢呑 金滴酒造 / 428円[ セイコマたちばな大樹店 / 大樹町 ]
北海道の中央部に位置する新十津川町にて
1906(明治39)年に創業した金滴酒造の「純米吟醸 杜氏の夢呑」です。

口に含むと米の旨みと酸味が広がり、
爽やかでありながら力強さを感じるようなやや辛口のお酒。

大樹町サーモンチーズ丼に合うかどうかは疑問ですが、
それでも道内のコンビニで普通に売られているだけあって美味しいお酒ですよ。


営業終了間近で日帰り入浴客もいなくなって闇夜に包まれる晩成温泉。夕食後は客室に戻ってテレビを眺めて過ごし、そして寝る前にもう一度誰もおらず貸切状態であった温泉に浸かり、こうして晩成温泉での北海道滞在最後の夜は更けていきましたが、明日はいよいよ北海道林道探索ツーリング最終日。

予定は晩成温泉からフェリー乗り場のある苫小牧への移動のみですが、しかし、北海道に上陸してからもう20日も過ぎたのかぁ。3週間もぶっ続けで飽きもせず道内各地の林道を散々走り回ったことを思い返すと、なんだか感慨深かったですが、明日の苫小牧への移動に備えて今日はもう寝ます。おやすみにゃさい・・・。

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