ガソリン給油量 8.28L | 給油回数 2回 | ガソリン代 1565円 | 宿泊費 7950円 | 総走行距離 159.0 km | トップへもどる |
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行きがけに通った作業道ダート十字路(43)に戻ってきたら、そこで左折して小谷作業道へと入線しますが、それは未知なる作業道の探索と共に、小谷作業道が密かに上区のた作業道に繋がっていないかと淡い期待を抱いてのこと。 小谷作業道は地理院地図にはピストンとして記されていますが、もしも、上区のた作業道に繋がっていれば松尾木曾谷林道へのショートカットとなり、移動時間が少なからず短縮できると考えたのでね。 |
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林業重機発見! 入線直後に開始するややキツめの連続勾配を駆け登っていくと、路肩のササ藪にバックで突っ込んだ状態で留め置かれた林業重機「ハーベスタ」を見かけました。すぐそばには「伐採作業中」看板も置かれています。 しかし、今日は日曜日なので林業作業はお休み。林業マンの姿はどこになく伐採作業中看板は片付けられ、ハーベスタもエンジンを切られた状態でしたが、平日はガンガンに林業作業が行われていそうだな〜。 |
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道すがらに林道重機を眺めつつ小谷作業道の連続勾配を登坂していくと、やがてT字分岐(44)に到達。ここで道は左右に別れ、左折方向は320m、右折方向は250mほどで行き止まりになる極短ピストンとして地理院地図にも記載されています。
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厳密には切り返しとなっているT字分岐の左折側。方角的にはこちらに進めば、ひょっとして「上区のた作業未知に繋がっているのでは?」と勝手に推測しますが、分岐を境としてダートが一気に規格落ちして土塊まみれになっているの目撃した瞬間、「それはねーな」と即座に前言撤回。この先への立ち入りは遠慮しておきました。
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続いてT字分岐の右折方向です。こちらは左折側よりも路面状況が良好でしたが、しかし、どこにも抜けられない作業道ピストンであることはもはや明確。これ以上進んで貴重な探索時間を無駄にするよりも、急がば回れで、素直に北桑原作業道を引き返して松尾木曾谷林道に復帰した方が早いので、やはり立ち入りは遠慮です。
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T字分岐で振り返るとこんな感じ。ダートもここまではよくあるワダチダート状態ですが、T字分岐の先は作業道臭があからさまになってきます。所詮ここは「作業道」なので、これ以上進むことはしませんでしたが、とある情報によれば、やはり左右どちらも行き止まりのピストンであるとのこと。
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その後、北桑原作業道経由で松尾木曾谷林道への合流地点(15)まで戻ったら左折。小郷東木曾谷林道接続地点方向に進みますが、次に目指すのは小谷作業道。
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途中で左折分岐(16)していく上区のた作業道には立ち寄らず、そのまま通り過ぎて進むことおよそ600mで木曽谷作業道分岐(17)に到着しました。木曽谷作業道は木曾越林道〜松尾木曾谷作業道間を結ぶ延長900mほどの連絡作業道。昨日通りがかった時にチェックしておいたので、軽く往復しておこうというわけ。
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うひゃぁ、石ころまみれでズルズルじゃん! ある程度予想はしていましたが、いざ立ち入ってみると、木曽谷作業道は思っていた以上にガレていた模様。入線直後からこれでは先が思いやられますが、とにかく石や岩の散乱が酷えや!
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作業道に相応しく石と砂礫でズルズルであった木曽谷作業道。ジグザグなヘアピンカーブの連続勾配でヒノキ林の中を登坂していきますが、かなりの傾斜角度にエンジンも唸りを上げてなんだか苦しそう・・・。
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直線区間はそうでもないのですが、切り返しのカーブ地点ごとにズルズルなガレが現れてしまう木曽谷作業道。大雨時に濁流となって路面を流れ下る雨水が、特にカーブ地点で路面の表層を洗い流してガタガタのズルズルにしてしまうみたいだな。
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土中の岩が露出し、石と砂礫で非常に走りにくい急カーブと急勾配がミックスされた切り返しのヘアピンカーブ地点。画像では実感しにくいですが、とにかくハンドルが暴れるので、慎重に登っていかないと転倒が待っています。
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嫌がらせ? 何度も現れる切り返しのガレた急カーブを登坂していくと、まるで「ここは通らせないぞ!」と言わんばかりに路面の中央になぜか樹木の幹が・・・。これって絶対に人為的ですが、当方は二輪なので脇を通過して難なく通過。
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前進するにつれて勾配の傾斜角度が増していく木曽谷作業道でしたが、今度は樹木の幹まみれでバキバキになった地点が! 毎年のように列島各地を襲う集中豪雨時に、ダートの上手から流水によって路面上を運ばれてきたものと思われますが、樹木の幹を踏んづけないように避けつつ急カーブを曲がると・・・。
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うわぉ、素敵な感じにガレているぜぇ! 押し流された樹木の幹でバキバキだった切り返しの急カーブを曲がると、その先はさらに目も当てられぬ状況に・・・。 相当な勢いで雨水がダートを流れ下らないとここまでの状況にはなりませんが、さすがにこの状態ではマトモに進むことはできなかったですが、「なにくそ!」と、とにかく転倒だけはしないよう慎重に走行ラインを見極めつつ前進ですよ。 |
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しかし、それもここまで。思っていた以上のガレ状態にメンタルがゴリゴリに削られてしまい、ついにここで挫けちゃいました。木曾越林道までの900mの距離のうち、半分ほどは進んできたと思いますが、ここで勇気ある撤退を決意!
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以前は坂道対策としてコンクリ簡易舗装が施されていたのか、ボロボロとなったコンクリの残骸が残る撤退地点にて。もちろん、なりふり構わなければさらなる前進も可能ですが、ヘアピンカーブの先を眺めてみると・・・。
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おえぇ〜、その先はまるっきりの河原状態。ここを登坂していくには相当な時間と体力、精神力が必要とされるに決まっています。血気盛んだった若かりし頃ならいざしらず、今はもうそんな気はとても起きません。あはは、ダメだこりゃ・・・。
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というわけで、今来た道を引き返して木曽谷作業道退出を図りますが、ズルズルにガレたダートを下るのは登り以上に転倒しやすく、ライン取りとブレーキ操作には細心の注意が必要となりますが、それがまたやたら疲れるんだよな〜。
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おお、ようやく松尾木曾谷林道への出口が見えてきたぜぇ! とにかく転倒することなく戻って来れて良かったですが、ちょっと疲れちゃいました。
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木曽谷作業道を無事退出したら、北に進んで小郷東木曾谷林道接続地点(18)にやって来ました。ここは松尾木曾谷林道(手前)および小郷東木曾谷林道(右)、そして木曽谷林道(左)が相互に接続し合う地点ですが、ここで「中切」地区へと下っていく全線舗装の木曽谷林道に進んでいったん林道退出を図ります。
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ちなみにこの木曽谷林道は同名ですが、木曽越峠へと向かうダートの木曾谷林道とは別林道。全線舗装林道なのでそのつもりでね。というわけで、味気なくヒノキ林の中を下っていくことおよそ1.7kmで中切集落の民家が見えてきました。 その後、集落内を通ってR257に出たら下呂方向に北上。いったん林道を離れたのはガソリン残量に余裕のあるうちに給油をするためですが、結局、およそ17km離れた下呂市の「エネオス41号下呂SS」まで移動してようやく給油できました。 今日は日曜日で加子母近辺のGSがことごとく休業だったためですが、GSでハイオクL / 181円で3.23L / 585円給油したものの、再び「加子母防災ダム」側からダート群に再突入するまでに往復30kmもの移動を強いられたのがイタかったぜぇ。 |
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JR高山本線「下呂駅」そばのGSで給油を済ませたら、速攻でR257を引き返しますが、途中、国道沿いの「ローソン下呂宮地店」で小休止。お腹は減っていなかったのでホットコーヒー(S / 120円)を1杯だけ飲んでおきました。
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コンビニでコーヒーブレイクを済ませたらR257を加子母方向に南下。「小和知」で国道から左折して「加子母防災ダム」まで進んできました。堰堤を渡った先には昨日訪れた一の谷林道の入口がありますが、その前にダムを眺めておきます。
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1975(昭和50)年に竣工した「加子母防災ダム」です。加子母防災ダムは木曽川水系飛騨川の支流「白川(加子母川)」に設けられた重力式コンクリートダムですが、「防災ダム」とは洪水時や大雨時に水を貯めることによって、下流の水量をコントロールして水害を防ぐことを目的としたダムのこと。 ちなみに防災ダムの一般的なダムとの最大の違いですが、それは防災ダムは通常時にはダムに水が貯められていないこと。したがって堰堤から上流方向を眺めても、普通はそこに広がっているはずのダム湖は存在していないのでそのつもりでね。 |
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加子母防災ダムの高さ36mの堰堤から下流方向を直下に見下ろしてみますが、エメラルドグリーンの川面がきれいだな〜。加子母防災ダム経由でダート群にアプローチするさいに必ず通る場所なので、通りがかったらぜひ眺めてみてください。
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