ガソリン給油量 2.5L | 給油回数 1回 | ガソリン代 480円 | 宿泊費 7950円 | 総走行距離 114.1km | トップへもどる |
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石まみれでズルズル気味な下りの急カーブを通過中。このような地点ではカーブへの進入角度とスピード、そしてブレーキ操作を誤ると、横滑りでそれこそ転倒の可能性が一気に上昇するので細心の注意を払う必要がありますが、長洞林道林道分から先の区間はこんな感じでそれまで以上に走りにくい区間が連続します。
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作業道分岐出現! ガタガタでお尻にちっとも優しくなかった小郷東木曾谷林道のダートをその後もなだらかに下っていくと、道すがらのヒノキ林の奥へと向かう左折ダート分岐(27)が現れました。そこはかとなく作業道の香りが漂っていましたが、しかし、作業道を示すヒシ形は設置されていなかったです。
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小郷東木曾谷林道から左折分岐していた作業道臭漂うダートの様子ですが、実はここ、地理院地図にも記載されています。それによれば小郷東木曾谷林道終点で接続している小郷東林道への延長530mほどの名無し系連絡ダートとのことでした。 ぱっと見した感じでは特に荒れている様子もないので、通りがかったたら小郷東林道への近道として通ってみると面白いかもね。 |
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うおお、やったー、中腹林道走破完了っ! 名無し系連絡ダート分岐を過ぎると小郷東木曽谷林道終点までは僅か70mの距離でしたが、3本の林道と1本の作業道が交わるダート十字路(28)となったこの地点が小郷東木曽谷林道の終点でした。 R257の入口から2本の林道を乗り継いで連続ダートを走ること実に21615m! そして到着時刻は午前11時15分。松尾木曽谷林道突入開始時刻が午前8時17分だったので、所要時間は2時間58分となりますが、いつもの如くこまめに撮影しつつなのでこんなものですが、普通にノンストップならば1時間もかからないです。 ちなみに画像では手前が小郷東木曽谷林道、直進が延長1196mの大萱野林道、左折側が小郷東林道、そして右折側はみいらず作業道になっています。 |
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ダート十字路に設置されている道標ですが、「小郷」は小郷東林道、「みいらず」はみいらず作業道、「中腹林道・木曽谷」は小郷東木曽谷林道方向になっていますが、この道標は少々古いようで、十字路直進の大萱野林道は記載されていないので注意。 なお、小郷東木曽谷林道方向のみが中腹林道と記されていますが、すなわち、小郷東木曽谷林道および松尾木曾谷林道がいわゆる中腹林道ということ? |
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林道標は未設置ですが、ダート十字路の左折側は延長1470mで「小郷(おご)」地区へと至る小郷東林道になっています。こちらに進むと山林の斜面を下って最終的には白川(加子母川)に設けられた「加子母防災ダム」に抜け出しますが、小郷東木曽谷林道から一般道退出のさいの最短ルートになっています。 逆もまた然りで、R257を下呂方向からやって来て小郷東木曽谷林道にアプローチするさいも、加子母防災ダムから入線するのが最も早いですよ〜。 |
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ダート十字路の右折方向はみいらず作業道になっています。地理院地図によれば延長距離は2.8kmほどで、標高1223mまで高低差328mを一気に駆け登る作業道で、是非とも立ち入ってみたいと思っていた作業道ダートですが、みいらず作業道の探索は明日のお楽しみ。探索時間の関係上、今日は入口を眺めるだけに止めておきました。
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みいらず |
みいらず作業道起点に立っていたヒシ形ですが、あぁ、無残なまでに酷くドロドロに薄汚れているなぁ・・・。しかし、作業道名の「みいらず」って地名?
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直進側の大萱野林道からダート十字路を振り返るとこんな感じ。大萱野林道もしくは小郷東林道経由で初めてこの地点を訪れた場合、進むべき方向に迷ってしまうかもしれないですが、でも大丈夫。よほどの方向音痴でない限り、道標に記された「中腹林道・木曽谷」方向に進めば間違いないことがすぐに分かります。
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ダーと十字路にたどり着いた後は直進して大萱野林道に進むか、それとも左折して小郷東林道に進むかで迷いましたが、今回は左折して小郷東林道に進んでみることに。入線すると加子母防災ダムまでの標高差162mを下っていきますが、路面状態は小郷東木曾谷林道よりも良好。ガタガタ感のない走り易さを実感します。
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作業道分岐発見! 土質ダートに小石がまぶされたような走りやすい小郷東林道のダートを駆け下っていくと、途中で右折ダート分岐(29)を発見しました。しかし、そこはあからさまに低規格で、分岐直後からすぐに先細りしていく作業道。当然ながら地理院地図にも記載されていなかったですよ。
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小郷東林道から斜め右手のヒノキ林の奥へと向かっていた名無し系作業道ダート。前方を眺めると、ダートはすぐ先で笹藪に埋没して消滅しているのを確認しましたが、このような作業道にまで首を突っ込んでいたらキリがないぜぇ・・・。
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小郷東林道のダートを駆け下っていくと、道すがらに「イロハモミジ」の紅葉を見かけました。しかし、なぜ1本だけ? 山全体が錦色に染まる紅葉は煌びやかさに満ちて素晴らしいですが、このように針葉樹林の中でポツンと1本だけ真紅に染まるモミジもまた味わい深い美しさがあるな〜。
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早速立ち止まって見上げてみますが、うわぉ、ヒノキ林の中に差し込む陽射しを受けて光り輝くイロハモミジの真紅のきれいなことよ! ここ数日で急激に気温が低下したため、夜と昼の寒暖差によって一気に色付いたみたいです。
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美しいイロハモミジの紅葉をしばし眺めてから前進再開。するとすぐに左手の斜面を登坂していく左折ダート分岐(30)が現れましたが、ここは先述した小郷東木曾谷林道〜小郷東林道間を結ぶ名無し系連絡ダートの小郷東林道側の入口になっています。ただし、名無し系なので林道標やヒシ形は設置されていません。
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小郷東木曾谷林道に向かって登坂していく連絡ダートの様子です。反対側の小郷東木曾谷林道側から様子をうかがった限りではさほど険しさは感じられなかったのですが、こちら側から眺めてみると、路面は石まみれであからさまにガタガタな状態。 ここは連絡ダートということで小郷東木曾谷林道〜小郷東林道間をショートカットしている近道なのですが、路面状態が芳しくないため、時間短縮目的でこちらを通った場合は逆に所要時間が増えてしまうことでしょう。 |
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しかし、加子母周辺の林道は本当に分岐が多いな。距離的には終点はすぐそこなのに、連絡ダート分岐からおよそ100m先でまたしても左折分岐(31)が現れてしまいます。おかげでなかなか先に進めませんが、ここで分岐していたのは林道左手に広がるヒノキ林の斜面を下っていく延長760mほどの担音堂上作業道。
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担音堂上 |
分岐の傍に設置されていた作業道を示すヒシ形ですが、それにしても「担音堂上」とはなんとも読み方が難しいな。これでなんて読ませるのかのかと首を傾げてしまい、「たんおとどうじょー?」なんて思ってしまうかもしれませんが、「担音堂」は「たんのんどう」と読みます。 担音堂とは小郷地内の地名であって、白川(加子母川)に架かる橋の橋名や支流の沢の河川名にもなっていますが、担音堂沢の谷の北側斜面に伸びる担音堂上作業堂のすぐ南には延長880mほどのピストン「担音堂作業道」が存在しているのですが、それと区別するため担音堂「上(うえ)」と命名されているっぽいな。 |
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ということで小郷東林道から左折分岐している読み方が意外と難しい担音堂上作業道の様子です。この辺りには多くみられる一般道へと連絡している完抜け作業道なのかと思ってしまいますが、しかし、持参の地理院地図によればここは行き止まりのピストンとのこと。林業関係者以外はまず立ち入ることもないと思います。
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担音堂上作業道の分岐を確認したら小郷東林道の終点まではあともう少し。一気に落ち込む断崖じみた斜面を掘削して設けられた棚の上を、左手に樹林の隙間から僅かに小郷地区の民家を眺めつつ下っていくと・・・。
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やがて切り返しで方向転換するヘアピンカーブが現れますが、カーブーを曲がった少し地点で路肩に白看板が掲げられているのを発見! そういえば小郷東木曾谷林道から乗り継いで入線して以来、未だ小郷東林道の林道標にはお目にかかれておらず、「これはもう絶対に林道標に違いねーし!」と緊急停止で駆け寄りますが・・・。
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なんだよ〜、「利用上の注意」看板じゃねーか・・・。内容的にはお決まりの定形文が記されているだけで、気になる記載はありませんが、しかし、文中に「小郷東林道」の記載を発見! 林道標でなかったのは残念でしたが、この看板によって小郷東林道の林道名を現地確認できたんだよな!
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うむ、その傍には「火気に注意」看板もあったか。白いなにかが付着して凄まじく汚れていましたが、小郷東林道には「まといリス」もいたってことで・・・。
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そして「まといリス」から20m先でもう1回切り返しのヘアピンカーブが現れますが、ここが小郷東林道の終点らしいです。ビジュアル的には林道の終点っぽく見えていませんが、林道終点ということでここで路面が舗装化。R257の入口から23085mにも及んだ連続ダートもついにこの地点で終わりなんだよなぁ。 ちなみにこのヘアピンカーブ地点には左折分岐(32)があって、左折した先になおもダートが続いていますが、そこは「林道」ではないみたいです。 |
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ヘアピンカーブの左折分岐に設置されていた道標です。「小郷東・木曽谷」は小郷東林道、「担音堂」は左折方向、「小郷」は道なり方向になっていますが、担音堂という地名は「たんのんどう」と読むのは先ほど述べた通り。
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道標に「担音堂」と記されている左折側に「林道」ではありませんが、はこんな感じでなおもダートが続いています。 なお、ここを道なりに進むとおよそ1.3kmで左手に担音堂作業道の入口(33)が現れ、さらに道なりで「加子母コンクリート工場」を通り過ぎた2.9km地点には小郷東木曾谷林道から分岐する長洞林道の反対側の入口(49)が現れます。 そんな状況になっている左折側ですが、左折直後の路肩に設置されている古ぼけた白い木杭を発見! 「あれはなんだ?!」と近づいてみると・・・。 |
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小郷東林道 |
おお、やったぜぇ! 小郷東林道の証がこのような地点に設置されていたのを発見しましたが、まさかこのような紛らわしい地点に存在していたなんて! 小郷東林道の記載文字がはっきりと確認できましたが、しかし、木杭は薄汚れて満身創痍。根本部分が腐食して今にも倒れてしまいそうな状態だったぜぇ。
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