2023 鳥海山麓 紅葉林道探索 〜 懐かしの地を再訪せよ! 〜 10月29日(日) 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
2日目[8]  → 由利本荘市「猿倉温泉 鳥海荘 Sarukura Onsen もどる  






ガソリン給油量 7.07L 給油回数 2回 ガソリン代 1278円 総走行距離 147 km トップへもどる
もどる ][ 2日目[1][2][3][4][5][6][7][8]へ ][ 3日へ ]


その後、温泉で温まってから部屋でテレビを眺めつつダラダラと過ごし、午後6時を過ぎたら1階の食堂でお待ちかねの夕食です! 果たして2泊目はどのようなメニューが出されるのか楽しみでしたが、この日の献立は以下の通り。

寄せ鍋赤魚の焼き物お刺身(マグロ・タイ)キノコの和え物豚の生姜焼き
お新香(マクワウリ・たくあん)白いごはん







ぷはぁ〜、キンキンに冷えたやつが空きっ腹に染み渡るぜぇ! 雨にもかかわらず出撃し、今日もよく林道を走った自分へのご褒美の生ビール(中 / 520円)です。







生ビールとの相性も抜群な豚の生姜焼き! 昨夜の天ぷらが今日は豚の生姜焼きに変わっていましたが、他の宿泊客には天ぷらが出されていたところをみると、どうやらこれは当方が連泊したためだったみたいです。しかし、どちらも好物なので、そんなこと気にせず2日連チャンで天ぷらでも別に構わなねーんだけどな。あはは。







館内の地酒カップの自販機がまさかの故障中になっていたため、晩酌にお酒(小銚子 / 330円)2本をまとめて注文。一瞬、「まさか菊正宗じゃないだろーな」と疑ってしまい、食堂のおばちゃんに尋ねてみたところ、お酒は由利本荘市天寿酒造の純米酒「天寿」とのことで一安心。寒かったので熱燗でお願いしました。







お飲み物
生ビール(中)/ 520円  生ビール(大)/ 660円  ビール(大瓶)/ 570円
お酒(小銚子)/ 330円  お酒(大銚子)/ 590円  焼酎(1杯)/ 330円
百宅そば焼酎(1杯)/ 440円  ウイスキー(1杯)/ 440円  雪の芽舎 / 750円
ワイン(1本)/ 1220円  鳥海山(720ml)/ 2550円  ノンアルコールビール / 280円
コーヒー / 280円  ジュース / 150円  コカ・コーラ / 150円  ウーロン茶 / 150円
ふぅ〜、まだ飲み足りねーぜ。というわけで飲み物のお品書きを眺めてみると、「百宅そば焼酎」なるものを発見! 今日訪れた廃村百宅集落にちなんだそば焼酎ですが、ならばこれはもう呑まないわけにはいかんですなぁ!







せっかくの百宅そば焼酎は水で薄めたりせずロックで! 風味の良さとすっきりとしたまろやかな味わいで旨かったですが、しかし、百宅集落はすでに廃村化しており、そして今日眺めたように蕎麦畑も含めて耕作地は全て放棄されていたはず。

というわけで、焼酎に使用されている蕎麦は百宅産ではなくて、厳密には周辺地域で栽培されたものだったりします。そういう意味で「百宅そば」焼酎という表記は誤解を招きやすいネーミングなのですが、まあ、そこいら辺をあまり突っ込むのは無粋というもの。焼酎自体の味は旨かったのでまあいいか!







夕食後はホロ酔い気分で部屋で昨日見た再放送の続きの「どうする家康」を眺めて過ごしましたが、就寝前にもう一度湯に浸かるべく大浴場にやってきました。さすがに午後9時を過ぎると誰もおらず、温泉は貸し切り状態だったです。







源泉注入用の蛇口のある「かけ湯」用の小さな湯溜まり。温泉の作法にしたがって、湯に浸かる前にまずはここから湯をすくってかけ湯します。







大浴場のメインとなる大きな湯船。広い浴槽には温泉ではお馴染みのライオンの口からコポコポと湯が注がれていて、伸び伸びと手足を伸ばして湯に浸かれますが、他の浴槽と比べて温度が少し高かったような気がします。







これは銭湯でよく見かける寝湯用の浅い浴槽。湯に使った状態でごろっと寝っ転がれる浴槽には温泉が湛えられていましたが、常に源泉が注がれているわけではないらしく、温度はかなりぬるかったな。







そういえば勢いよく温泉が吹き出すジェット風呂もありました。中央には手すりがあって、それに掴まりながら浴槽内をぐるぐる回って歩けるようになっていましたが、なんだか温泉地にある温泉病院のリハビリ浴槽みたいだな〜。







そしてこのジェット風呂ですが、入ってみると大人の腰の高さを超えるくらいの深さがありました。深さがあって浴槽の壁から勢いよく温泉水が吹き出しているため、手すりに掴まっていないと水流に押し倒されてしまうかもですよ。







内湯を楽しんだら次は露天。大浴場の片隅に露天への扉がありますが、床のタイルが滑りやすいので要注意。冷たい床に裸で転んだ痛えーからな。







内湯から扉を開けて外にで出ると、そこは広いタイル敷きになっていて、なんとも贅沢なことに露天の浴槽が大小2つあります。







こちらは手前の小さい露天浴槽。大きい浴槽となにが違うのかというと、こちらは庇の下に位置しています。なので、雨天時でも雨に打たれることがありません。でも浴槽に注がれる温泉は同じものらしいです。







ふぅ〜、誰にも邪魔されず一人のんびりと浸かる露天は最高! 特に寒い秋の季節は、温泉に浸かって身体が火照ったら寒い夜風に吹かれて冷却し、そして再び湯に浸かるを幾度となく繰り返してしまいますなぁ。







こちらは露天に2つある浴槽のうち大きい方。屋根や庇がない完全な露天状態なので、雨や雪が降れば雨見温泉や雪見温泉が楽しめます。浴槽を取り囲む敷地が広いので開放感もあり、昼間は湯上りに寝っ転がって涼んでいる人もいました。







あぁ、神〜。夜空を見上げながら何度も何度も湯に浸かって温泉を堪能しますが、猿倉温泉のナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉の湯はマジ最高でした。

少しトロミがあって黄色味を帯びた湯は、ツ〜ンと鼻につく鉱物油系の温泉臭がかなり強く、濃厚なパンチの効いた湯はあからさまに「身体に効きます」というか「本物」感が強くて良かったな。平成になって各地に雨後の筍のように掘られまくった、無色、無臭のありふれた単純温泉とは大違いなんだぜぇ!







露天に浸かりながら眺めた夜空には煌々と光り輝く月が登っていました。その傍には小さく輝く星も見えていましたが、それにしても今日は雨が降ったり晴れたりと、天気の移り変わりがなかなか激しくて難儀しましたが、このぶんなら明日の一日を通じての快晴予報は間違いなさそうです!

明日は鳥海山を間近に眺めつつ秋田県を離れて山形県へと移動。懐かしい林道群を15年ぶりに再訪しますが、でもちょっと忙しいですよ〜。山形県内で林道パトロールを終えたらさらに南下、最終的には新潟県「関川村」まで移動するんだよな!

なので今夜はゆっくり温泉に浸かって疲労を癒し、そしてぐっすり眠って明日の紅葉林道探索に備えます。というわけで、今日はもうおやすみにゃさい・・・。

もどる ][ 2日目[1][2][3][4][5][6][7][8]へ ][ 3日へ ]