三宅島ではトコロテンとしても食べられるテングサ |
テングサ |
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江戸時代から「テングサの島」と呼ばれるほど三宅島のテングサは有名で、島の特産品になっているテングサ。三宅島では素潜りで採り、それを陸上で水洗いして天日干しして出荷され、テングサを干す風景は夏の島の風物詩になっています。 テングサは紅藻類テングサ科の海藻で、寒天の原料になるものを総称をしてテングサと言いますが、三宅島で採れるのは「マクサ」という海藻。テングサ類では最も上質とされ、日に晒した「干し天草」が流通しますが、元々獲れる量が多くはなくて、工業的に生産される寒天の原料にはならなくなっています。 三宅島のテングサ類を代表するマクサですが、2000(平成12)年の噴火によって火山灰や土砂によって漁場が荒廃して漁獲高は激減。生育の回復傾向がみられるものの、噴火以前の状態には遠く及んでいません。そのため現在、三宅島で採れるテングサは「アラメ」や「アシブト」などで、マクサはほとんど獲れなくなっています。 |
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