ガソリン給油量 8.71L | 給油回数3回 | ガソリン代 1485円 | 総走行距離 242.0 km / ダート走行距離 20.8 km | トップへもどる |
|
8月 食事付入浴券ホッキカレー 1300円 |
おお、晩成温泉入口のガラス戸には入浴券とセットになったお得な「ホッキカレー」のポスターが! カレーライスにホッキ貝がたっぷり盛られた美味そうな写真に眺め入ってしまいましたが、おーし、これで明日の昼メシは決まったぜぇ!
|
|
晩成温泉のフロント脇に置かれていた顔ハメ看板です。晩成温泉名物のヨードの湯に額手拭いで浸かっているのは大樹町のご当地ヒーロー「カムイリオン」と、そしてこれも大樹町のご当地キャラクターである「コスピー」。せっかくなので晩成温泉を訪れたさいには一緒に記念写真をどうぞ。
|
|
フロントから浴場への長い廊下。いろんなポスターがこれでもかとベタベタ掲げられていますが、日帰り温泉ではよくある光景です。
|
|
お、でたな、カムイリオン! なんと、「泉質勝負」と銘打って、脱衣所入口の脇でビシっと親指を立てて晩成温泉を猛アピールする「銀河連邦タイキ共和国」のヒーロー、すなわちカムイリオンの勇姿が! しかもこれ、等身大だし!
|
|
そして脱衣所の脇にはこじんまりとした休憩スペースもありました。休憩ルームの大きなガラス窓からは海が見渡せ、自販機もあってマッサージチェアも置かれていたので、ここは風呂上りにまったりとしてみたいと思います。
|
|
温泉分析表 | ||
湧出池 / 広尾郡大樹町字晩成2番地 採取日時 / 平成5(1993)年10月25日・天気 晴 気温12℃ 源泉状況 / 掘さく井(700m)・ここより東へ800m先 泉温 / 摂氏12.7度 性状 / 黄褐色澄明、弱カン味、無臭 泉質 / ナトリウム-塩化物泉(弱アルカリ性低張性冷鉱泉) 適応症及び禁忌症 浴用適応症 神経痛、筋肉痛、関節痛、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、 疾病慢性消化器病、五十肩、慢性皮膚病、病後回復期、 疲労回復、健康増進、虚弱児童、慢性婦人病、冷え性、きりきず、やけど 浴用禁忌症 急性疾患(特に熱のある場合)、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、 活動性の結核、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患 飲用 / 禁止(飲めません) |
壁に掲げられていた温泉分析表です。うむ、なるほど。源泉温度は12.7度と低いので晩成温泉はいわゆる沸かし湯温泉ですなぁ。 なお、分析表をよく眺めると禁忌症のとして「妊娠中(特に初期と末期)」の項目が白く塗り潰されていましたが、ちなみに妊娠中に温泉入浴してはいけないという医学根拠はないそうです。そういうわけで2015(平成27)年の温泉法改正以降は、温泉分析表から「妊娠中」の項目が削除されるようになっているのって知ってた? |
|
大樹町晩成温泉 [ 温泉法第18条第1項第4号で定める情報 ] | ||
温泉成分に影響を与える項目 1泉温は12.5℃です。入浴に適した温度を保つため、加温しています。 [ 温度の目安 ]大浴槽 / 41.0℃ 高温風呂 / 43.0℃ ジェットバス / 41.0℃ 2温泉資源の保護と衛生管理のため、循環ろ過装置を使用しています。 3衛生管理のため、塩素系薬剤を使用しています。 管理の状況 1衛生管理のため、浴室内及び脱衣所清掃を毎日行なっています。 2衛生管理のため、循環ろ過装置を逆洗装置により、毎日洗浄しています。 3衛生管理のため、浴室内の特別清掃と湯の入れ替えを週一度行なっています。 大樹町役場 |
えぇ!? カムイリオン、晩成温泉って「泉質勝負」じゃなかったのかよ〜。まあ、隠蔽したりせず正直に情報開示しているのはいいけどさ。
|
|
ふぅ〜、気持ちいいぜぇ。長かった北海道林道探索ツーリングのシメに浸かる晩成温泉のヨードの湯。いわゆる黒湯というやつで、ゆっくり浸かれば身体の芯までポカポカと温まり、旅の疲れもあっという間に吹き飛びます。そんな抗菌作用もあるヨードの湯ですが、「ヨードチンキ」とか「イソジン」を思い浮かべちゃいました。
|
|
そして湯上りはやっぱりビール! 館内の自販機で購入したサッポロ生黒ラベル片手に脱衣所脇の休憩スペースでマッサージチェアに寝っ転がって寛ぎますが、開け放った小窓から吹き込む海風が湯上りに涼しくて最高っす!
|
|
湯上りのビールでまったりとしたら、次は館内の食事処「MAMO」に併設された休憩スペースをのぞいてみます。こちらは脱衣所脇の休憩スペースよりも広いカーペット敷き。寝っ転がって昼寝してもいいし、本棚のマンガ本を読み耽るもよしで、思い思いにのんびり過ごせるようになっています。
|
|
お客様のご意見ご希望をお聞かせください |
おや、宿ノートが置かれているのを発見しました。どれどれ、どんな旅の記録や宿の感想が書き込まれているかな?
|
|
むぅ、「かんにりんの人」ですか・・・。
|
|
そしてこちらは休憩スペースのすぐ隣にある食事処MAMOです。宿の夕食と朝食はここでただき、宿泊客はチェックイン時に渡された夕食券を配膳カウンターで渡して食事を受け取る方式になっています。 もちろん宿泊せずとも利用可能で、食堂入口の券売機を眺めてみるとメニューはかなり豊富。うどん、そば、ラーメンなどの麺類から定食、丼もの、そしておつまみからアルコールまでメニューもはかなり充実しているみたい。日帰り入浴客はもちろん、地域に根差して団体様や宴会などにも対応しているみたいですよ。 |
|
配膳カウンターで夕食券を渡して待つことしばし。やがて「できましたよ〜」の呼び声で食事の乗ったトレーを受け取り、食堂の片隅に設けられていた座敷スペースに運びます。ちょうど夕食時だったので大勢のちびっこたちが食事していましたが、キャンパーなども面倒臭いのか、ここで食事を済ます方が多いみたいだな。
|
|
そしてこれが晩成温泉の夕食です。夕食は定食スタイルになっていて、メインのおかずや小鉢は日替わりで変わるようでしたが、今日は「カツ煮定食」。基本的には食堂利用客が券売機で購入する定食と内容は同じですが、もちろん当方は宿泊客なので、当然ながら白いご飯のお代わりだけは自由でしたけどね。 というわけで夕食メニューは以下の通り。 カツ煮(キャベツサラダ添え)・ホタテ貝柱とマグロの刺身 厚揚げとナスの煮物・イカチリ・きゅうりのキューちゃん・ワカメの味噌汁 白いごはん・デザート(ライチ) |
|
おつかれさま〜っす! というわけでまずは2002(平成14)年創業の「小樽麦酒酒造」の「小樽麦酒アンバーエール」。北海道なのになぜかアメリカ発祥のアンバーエールですが、苦味とコクが旨いからまあいいか。お値段はセイコマで278円。
|
|
メインディッシュのカツ煮です。十勝といえば名物は豚丼なのですが、卵でとじられて煮汁がジュクジュクに染み込んだカツ煮も美味しかったなぁ。白いごはんに乗せれば、あっという間にカツ丼にもなるし!
|
|
そしてお約束の日本酒は倶知安町の「二世古酒造」の「純米酒二世古」です。そういえば、北海道林道探索ツーリング15日目、すなわち4日前の浜鬼志別の宿でもこの二世を晩酌で呑みましたが、さすがに3週間近くも旅をしていると、もうどの町でどの酒を買って呑んだのか分からなくなってきますなぁ。
|
|
ふぅ〜、食った食った! エールと地酒で晩酌しつつ夕食を済ませたら、ホロ酔い気分でしばし休憩スペースでマンガを読みながらゴロ寝して過ごします。その後、晩成の宿に戻ってテレビを眺めながら過ごし、再び温泉に入ってからこの日は就寝。 なお、当初の予定では明日、苫小牧から帰途につく予定でしたが、フェリーの予約の関係で乗船するのは明後日になったので、明日は特に予定のない休養日。 しかし、結果的には予定が1日延びてちょうど良かったんだよな。天気予報によれば明日の広尾、浦河地域は雨なので、最終日に雨に濡れながら苫小牧まで移動するのは苦痛にほかならねーし。というわけで、明日は雨が降ろうが降らなかろうが、もはや気にすることなく安眠することができました。 |
[ もどる ][ 19日目[1][2][3][4][5][6][7][8][9][10][11]へ ][ 20日目へ ] |