2024 紅葉林道探索 〜 迷宮林道群と「木曽越峠」を目指して! 〜 11月9日(土)晴れ 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
2日目  中津川IC → 中津川市「加子母 Kashimo 中津川市 もどる  






ガソリン給油量 2.5L 給油回数 1回 ガソリン代 480円 宿泊費 7950円 総走行距離 114.1km トップへもどる
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その後も極めてなだらかな下りコースが続き、標高1000m越えの状況を保ちながら松尾木曾越林道への出口を目指して木曾谷林道を進んでいきますが、途中で一際鮮やかな山吹色に染まった黄葉を見かけました。陽射しを受けて光り輝くその美しさに見とれてしまいましたが、これもクスノキ科の「シロモジ」だな。







美しい紅葉について「燃えるような紅葉」という表現をすると、「盛り過ぎ!」と思うかもしれませんが、これがまさに燃えるような紅葉。こうして見上げてみるとメラメラと炎が燃え盛っているように見えていますが、マジ美しいです!







そして本日ラストの注目地点としていた場所に到達! すなわち左折方向に緩く登坂していく猪之谷林道の分岐(37)です。

猪之谷林道は木曽越峠周辺のダート密集地帯の東方に位置するダート群へのアプローチ林道であり、かなり気になる存在ですが、そろそろ徹夜明け林道探索による疲労も溜まり、また、今日は夕食の買い出しもしなければならず、早めに中津川市街地に戻って宿に入りたかったので立ち入りはパス。何事も無理はイカンですからね。







猪之谷林道は木曾谷林道から分岐して延長距離8568mで猪之谷2林道(延長1005m)に接続する林道。猪之谷2林道に乗り継ぐことで最終的に県486に繋がりますが、ここに林道標は設置されておらず、また、1kmちょっと先に設置されたゲートによって通り抜けできないことは事前調査で承知済み。

また、最初の右折分岐(58)で名無し作業道に乗り継げば松尾木曾谷林道に、2箇所目の右折分岐(57)で宇峠八丁作業道に曲がれば名無し林道経由でR257塞の神トンネル付近(中津川市街地側出口そば / 50)もしくは県486「大起(おごせ / 56)」まで連続ダートで繋がりますが、いずれもゲートによって完抜けできる可能性は低いです。

したがって今回は探索調査すべき林道に猪之谷林道は設定していませんが、明日、状況をみて時間的余裕があったら探索調査するかもだな〜。







というわけで猪之谷林道分岐は直進、一般道に退出すべくまずは松尾木曾谷接続地点を目指して引き続き木曾谷林道を進みます。

その後もしばらくは緩い下りコースが続きますが、かつての木曽古道の一部区間で、松尾木曾谷林道への連絡ダートになっている木曽谷作業道分岐を過ぎた先で下り傾斜角度が増大し、標高800m付近まで一気に駆け下っていくと・・・。







やがて松尾木曽谷林道に突き当たって(14)木曾谷林道はエンド。これで木曽越峠に向かう木曽越林道および木曾谷林道をそれぞれ完走しましたが、結果的に木曽越峠に行くだけならば木曾谷林道経由の方が圧倒的に走りやすくておすすめ。

木曾越林道経由だと路面が石だらけなので走りにくく、そのぶん所要時間もかかるし、ガタガタダートで尻も痛くなって疲れちゃいます。しかし、そもそも木曾谷林道〜木曾越林道ルートを通り抜けることなく、木曽越峠でUターンして引き返す林道ライダーがいるのかという話もありますけど。







松尾木曽谷林道に突き当たったら右折して塞の神トンネル側の林道出口に向かいます。道なりに進むと逆の小郷東木曽谷林道方向に進んでしまいますが、ここは午前中に通った地点なので、そんな初心者ミスはヤラかさねーぞっと!







ふぅ、さすがに疲れた・・・。木曾谷林道出口からガタガタな松尾木曾谷林道を延々と引き返して、ようやく今朝の出発地であるR257からの入口(1)に戻ってきましたが、これほどダートを走ったのは久しぶりで、今日はもうダートはお腹いっぱい!

というわけで一般道に退出したら、往路とは逆ルートで中津川市街地に戻り、中央道中津川ICそばに予約しておいた「ホテルルートイン中津川」に向かいます。







中津川の市街地に戻ったら、宿に向かう前にR19沿いの地元スーパー「オークワ中津川中村店」で晩酌用の酒と夕飯の買い出しを済ませてから、午後4時少し前にホテルにチェックインします。なお、給油は明日、加子母への移動の途中で行う予定。

ちなみに宿は当初は中津川市内の「ローソク温泉」もしくは飯田市の「砂払温泉」を考えていましたが、ローソク温泉は日曜の予約がいっぱいとのことで諦め、第2候補の砂払温泉は飯田市にあって探索エリアから遠過ぎるのでパス。

ならばと下呂市の「下呂温泉」も一瞬頭によぎりましたが、なにせ観光地価格で宿泊料金が高過ぎです。なので結局、中津川ICのすぐそばにあってお値段的にも財布に優しいビジネスチェーンホテルにしたというわけ。







駐車場にWRを止めたら2泊分の宿泊料金15900円(税込み7950円×2泊)を支払って予約しておいたシングルームにチェックイン。およそ8000円が安いかどうかは微妙ですが、朝食無料バイキングが付いて大浴場もあり、コーヒーは飲み放題なので、やはり観光地の温泉旅館よりはリーズナブルかも。

ちなみに地方都市のビジホなので空いていると思いきや、宿泊した2日間は予約でいっぱいだったらしいです。当日飛び込みだったらアウトでしたが、宿泊客で多いのは意外にも外国人観光客。有名どころの温泉旅館よりは確実に安いので、「馬籠宿」目当てのヨーロッパとかアジア圏からの熟年ツアー観光客が多かったな〜。







チェックインしたら浴場に直行。徹夜走行明けの林道探索で疲れ切った身体を熱い湯で癒しますが、他に入浴客はおらず一番風呂をいただき!







ふぅ〜、熱い湯で身体が整っていくぜぇ。ビジホの浴場なのでただの水道水の沸かし湯なのが残念ですが、まあ、贅沢は言うまい・・・。







プハァ〜、風呂上りの氷結の旨えことよ! 嬉しいウェルカムドリンクサービスで風呂上りの喉の渇きを癒しますが、ゴクゴクっと速攻で飲み干しちゃった!







その後、部屋に戻ってダラダラ過ごし、午後7時頃に夕食。地元スーパーで半額セールで買った惣菜を机に並べますが、あはは、好きなものを適当に選んだら、まるっきりオッサン好みの居酒屋メニューになっちゃいました!

本当は中津川のソウルフード「鶏(けい)ちゃん」でも食べたいところでしたが、宿から中津川駅前までは4km以上も離れており、バスも1時間に1本あるかないかの過疎ダイヤだったのでパス。もちろんエンジン付きならあっという間の距離ですが、でもそれだと酒が飲めねーし! というわけで本日の夕食メニューは以下の通り。

ボイル豚酢もつ(247円)・彩り貝しぐれ(2割引 / 344円)
海藻サラダ少量(半額 / 85円)・白菜漬・みぶな漬(半額 / 100円)







さすがに惣菜だけでは足りないので「中華あんかけ丼ミニ(322円)」も併せて購入。しめて1098円になりますが、もちろんこれだけで満足するはずもなく・・・。







晩酌用の地酒カップも忘れません! まずは岐阜県美濃市にあって、江戸時代より続く旧家が営む「小坂酒造場」の「百春(ひゃくしゅん)カップ」。地元スーパーで売られているのを見かけて購入しましたが、口に含むと少し甘くてまろやかな味わいで、僅かに苦味があって酸味はやや控えめ。お値段は税込み290円。







続いては岐阜県岐阜市の岐阜駅から僅か徒歩1分の、まさに駅前にある「日本泉酒造」の「特別本醸造 カップ酒 織田信長」。江戸末期に創業した日本泉酒造は、2002(平成14)年に駅前再開発によって移転を余儀なくされていますが、それを避けるため醸造場をビルの地下に移したという珍しい酒蔵。

ラインナップには「戦国武将シリーズ」として織田信長、豊臣秀吉、濃姫があって、織田信長カップがリーズナブルな240円で売られていたので即購入! ちなみに織田信長カップと濃姫カップを並べると、カップに描かれた信長と濃姫が向かい合うデザインになっているそうですが、濃姫カップは明日の晩酌のお楽しみっす!







酢もつと海藻サラダをつまみつつキリッと辛口な織田信長カップをやるっ! くぅ〜、オジさん、こりゃたまらんぜぇ!







ちょうど居酒屋探訪番組「夕焼け酒場」を放送していたので、画面の中の最高にうまそうなお刺身5点盛りをつまみにカップ酒を傾けての晩酌タイム。バーチャルおつまみならお金は一切かからねーし。







夕食兼晩酌を済ませてホロ酔いになったらフカフカなベッドに即ダイブ! 本当は畳の上で布団で寝たいのだけど、まあ、たまにはいいか。







あー、それから寝る前の夜食のおやつに「贅沢なエクレア(半額 / 64円)」も買っていたんだっけ。ベッドに寝っ転がって半額エクレアをかじりつつテレビを眺めますが、そのタイミングでちょうど・・・。







懐かしの「男はつらいよ 純情篇」を放送していたので、いつも通りマドンナにフラれて旅に出るラストまで観ちゃった。

というわけでこの日の就寝は午後11時過ぎ。さすがに徹夜走行&林道探索に明け暮れた一日だったので、部屋の明かりを消してテレビを消した途端、速攻で寝落ちしちゃいましたが、明日はいよいよ支線ダート巡り!

木曽越峠周辺の林道はとにかく石が多くて走りにくく、探索時間もいつも以上にかかるので、計画している林道の全てを探索し尽くすのは難しいと思いますが、それでも「1本でも多くの支線ダートを探索しちゃる!」と思いつつおやすみにゃさい・・・。

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