三池港突堤灯台
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三池港の突堤にさりげなく立つ伊豆三池港突堤灯台

三宅島に6基ある灯台のうちの一つで三池港の突堤に立っているのが「伊豆三池港突堤灯台」です。1969(昭和44)年12月17日に建設され、塔高15m、灯高17mで単閃白光。3秒毎に1閃光する灯台ですが、突堤堤防というくらいなので、観光スポットになるような造形美のある灯台とは違ってはっきり言って目立ちません。

定期船利用で三池港を訪れる観光客は多いですが、港湾施設の一部分くらいにしか目に映らないらしく、わざわざ灯台として眺める方は少ないと思います。島内で岬めぐりを楽しむ観光客もいますが、ここはたぶん気がつかないかも・・・。気づいてもチラ見する程度だと思います。というわけでこれは完全に灯台マニア向けの灯台ですね。






あまり灯台っぽくない形で目立たない伊豆三池港突堤灯台

突堤灯台らしく、港の風景の一部に溶け込んで自己主張することなくポツンとたたずむ伊豆三池港突堤灯台。言われてみれば確かにあれは灯台だなという感じで、そばで眺める人の姿はまったくありません。

三宅島には他にサタドー岬灯台伊豆岬灯台、阿古港突堤灯台、阿古港防波堤灯台、湯の浜港東防波堤灯台、坪田港防波堤灯台がありますが、2000(平成12)年の噴火によって全ての灯台が電源喪失するという事態が発生。それを受けて2002(平成14)年に電源は全て太陽電池化されましたが、残念ながら阿古漁港に2つあった灯台のうち、阿古港防波堤灯台は2012(平成24)年11月1日に廃止されています。

なお、三宅島の灯台は下田海上保安部の職員が三宅島に巡回してきて保守管理していましたが、現在は全ての灯台の保守管理は島内の請負業者によって行われています。

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