三宅島の見所スポット

林道探索の書　〜今日もどこかで林道ざんまい〜

［21］焼場 / Yakeba

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神着の目抜き通りにある「焼場」地名

火山島の三宅島では過去に幾度となく噴火が起きていて、その痕跡は観光スポットとなってジオスポットなどで直接眺めることができますが、それ以外にも地名としてもいくつか残されています。わかりやすいのは「焼場」という地名。 焼場という地名は島を周回する三宅村営バスの停留所名にもなっていて、バス停は神着バス停〜中央診療所バス停の間にあります。現在、郵便局や薬局などの商店がある目抜き通りになっていて、島ではあまり見かけないビルも建っています。

バス停でのみ地名を確認できます

地名の由来も明快で、噴火で流れ出た溶岩に覆われて土地が焼けただれたので焼場（やけば）といいます。三宅島では不毛な場所の代名詞になっているそうですよ。その他に「焼野」「焼新田」といった地名もありますが、歳月の経過で文字が変化してしまい、本来の意味とは全く違ったものになっている地名もあります。 阿古の錆ヶ浜から伊豆に向かっていくと、ふるさとの湯の源泉が湧く「夕景浜」がありますが、元は「湯気の浜（ゆげのはま）」という地名だったりします。

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